さて、中断していた、ゴールデンウィーク中の探索成果の報告最終回をお届けしよう。福島駅の白ポスト再訪の記録である。前回までのあらすじはこちらからどうぞ。
福島駅西口北側の白ポストの位置関係を確認
例によってGoogleマップで見てみると位置関係はこのようになる。マップ番号3が本日のご紹介分である。
先日紹介したJR福島駅西口南側の白ポストから、距離にして約50メートル程北へ。視界右手に、福島市タイプの特徴である青と白のツートンカラーの白ポストが確認できるのが判るだろうか?
ストリートビューで見るとこんな感じ。
当ブログでは2017年にきょろすけさんからご提供頂いた画像を紹介している。今回は、そちらの実地検証ということになる。
福島駅西口北側の白ポスト
さて、こちらがお目当ての福島駅西口の北側に設置されている白ポストである。全方向からの投函が可能であった南側に設置されたタイプとは異なり、形状的には東口の、阿武隈急行・福島交通福島駅前通路の白ポストに近いが、投函口の構造や台座部分の造りが異なり、それぞれ個別に製造されたのではないかと考えられる。
本体構造は直方体型で、短い支柱を持つ。投函口に「LETTERS」と書かれたシールが貼られている。これはどういう意味があるのだろうか?外国人向け??
こちらは左側から見た図。設置主体は福島あずまライオンズクラブであることが伺える。
続いて右から。上面のカーブを描いたなめらかな構造は、東口の阿武隈急行・福島交通福島駅前通路の白ポストと同様の意匠である。
回収口はこちら側に設けられている。南京錠による外部施錠タイプ。レバー部分のカラーの塗り分けもしっかりなされており、細かい部分でのこだわりを感じる一品である。
なお、こちらの白ポストについては、2004年に往訪したさいの画像が発掘されたので、少々画質が粗いが無理やり比較してみよう。15年後のビフォーアフターである。
投函口の「LETTERS」の印はこの当時から認めることが出来る。どうやら外国人観光客の増加に伴う最近の措置では無いようだ。屋外設置のため、経年による傷みが激しい。特に台座部分はかなり錆が増えてしまっている。
以上で、ゴールデンウィークの福島駅レポートは終了!次回からは、昨年11月に行った、藤枝市の往訪レポートを開始する見込み(たぶん)。気長にお待ちください!