赤いマスクの白ポストシリーズ
先日、ポメ兄さんから教えてもらった、山陽本線和気（わけ）駅の白ポストをご紹介した。その関連で、本日はJR西日本赤穂（あこう）線西片上（にしかたかみ）駅の白ポストをお届けしたい。撮影は2008年のもの。
西片上駅は岡山県備前（びぜん）市に位置する駅で、ずっと前にご紹介した備前片上駅のお隣にあたる。
で、こちらが西片上駅の駅舎である。入口向かって左手に白ポストが確認できる。対面は郵便用の赤ポストだ。
駅舎を別の角度から撮影したのがこちら。右手奥に白ポストが見えるはずだ。
西片上駅の白ポスト
というわけでお待ちかねの（待ってない？）の西片上駅の白ポストである。記事の冒頭に和気駅の白ポストとの関連でと書いたが、どう関連しているかお分かりだろうか。
正面の白ポストと書かれている部分を和気駅の白ポストと見比べていただきたい。赤いラインが入っているのが共通ポイントなのだ。これは兵庫県～岡山県の瀬戸内沿岸地域に頻出するデザインで、わたし的には赤マスク型白ポストと命名しているタイプになる。なぜかこの地域の白ポストには正面に赤いラインが入るものが多い。
こちらは右側から見た図。形状的にはシンプルな直方体タイプ。屋根部分の前面が折れ曲がり、庇状の構造を取っている。台座は車のホイールを転用したものだろうか？支柱部分にはロープが絡まっており、これは転倒防止のためであろう。
反対側から撮影したのがこちら。回収口はこちら側についている。
回収口部分を拡大したのがこちら。南京錠による外部施錠構造となっている。
なお、備前市には他にも白ポストの存在が確認できているので、その点は日を改めてご紹介したい。
近隣の赤マスク型白ポストたち
