令和初の白ポスト紹介は福島県から
今週のお題「特大ゴールデンウィークSP」ということで、令和最初の白ポスト紹介である。せっかくなので、撮り立てほやほやの新規撮影画像をお届けしたい。
今年の連休は、福島方面を旅行したのだが、福島駅に立ち寄った際に久しぶりに同駅の白ポストを再確認した。福島駅設置の三基について順次公開していく。撮影は2019年5月。
現地で不毛な撮影に同行してくれたツマには感謝である(すまぬ)。
なお、前回の福島駅の白ポスト情報はこちらをご覧いただきたい。
阿武隈急行、福島交通の福島駅へ
福島駅には3基の白ポストが設置されているが、本日ご紹介するのは東口側に設置されているものである。
JR福島駅の1番線を経由して東側に向かうと、阿武隈急行線と福島交通飯坂線の突端式ホームにたどり着く。
東側のホームは、福島交通飯坂線。福島駅と飯坂温泉駅を結ぶ全長9.2キロのローカル鉄道である。
西側のホームは、阿武隈急行線。福島駅と宮城県の槻木駅を結ぶ全長54.9キロのローカル鉄道である。
上記の二路線は改札口を共有している。同駅の改札を出て(JRへの連絡口は利用しない)、左側に進んでいくと福島駅東口の広場に出るのだが、その少し手前右手に白ポストは設置されている。
地図にしてみるとこんな感じ。マップ番号1の箇所である。
福島駅東口側の白ポスト
さて、こちらが阿武隈急行・福島交通福島駅前通路上にある白ポストである。
直方体型で支柱を持たない自立タイプである。白色の本体にアクセントカラーとして水色が配されており爽やかな印象を受ける。
投函口部分は別パーツとなっており、本体に設置するためのリベットの配置がなかなかに良いデザインとなっている。また、投函口はスリット状になっており、これもまた福島市タイプの特徴的な意匠であると言える。
こちらは右から見た図。背面部がゆるやかなカーブを描いており独特のフォルムを形作っている。この曲面加工は難易度が高いのではないだろうか。製造者の高い技術が垣間見える一品である。
回収口部分は南京錠による外部施錠構造。レバー部分もしっかりツートンに塗り分けられており、強いこだわりを感じる。
続いて左から見た図。設置主体は福島青年会議所である。
台座部分はX字型の固定具が取り付けられているが、こちらは本体の安定性向上が目的なのではないかと思われる。
少し引いた視点から撮影したのがこちら。奥に見えるのが阿武隈急行線と福島交通飯坂線の改札である。
なお、通路の少し奥に入った位置に設置されているため、ストリートビューでの確認は出来なかった。
ということで、本日はここまで。次回は西口側の白ポストをご紹介する予定である。