白ポスト写真館

全国各地の白ポスト写真を淡々と紹介していくblogです。写真提供募集中です。提供してもいいよ!という方、もしいらしたら、コメント欄、メール、Twitter等でお知らせください!

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竜ヶ崎駅の白ポストが撤去されていた!

龍ヶ崎市の現地から連絡が届いた

乗り鉄の友人N氏より一報を頂いた。

たまたま関東鉄道の竜ヶ崎線に乗っていたらしく、竜ヶ崎駅に着いて「白ポストあるって言ってたのにないじゃないですか!」とツッコミを受けたので、駅周辺をひととおり見て回ってもらって(←ヒドイ)、白ポストが既に存在しないことを確認した。

画像も何枚かご提供頂けたので、ありし日の姿を含めご紹介したい。

まずは、筆者が撮影した2004年時の駅全景図、白ポストの位置関係を見て頂こう。駅舎向かって左手、駅構内にあったゲームセンターの前、赤矢印の箇所に白ポストは設置されていた。

2004年時の竜ヶ崎駅

2004年時の竜ヶ崎駅

続いて、昨日(2018/11/10)撮影の竜ヶ崎駅。まずは駅入り口の部分。

2018年の竜ヶ崎駅その1

2018年の竜ヶ崎駅その1

続いて駅舎向かって左の、かつて白ポストが置かれていた場所だ。しかし何の痕跡も見出すことが出来なかった。かつてあったゲームセンターも無くなっていることが判る。

2018年の竜ヶ崎駅その2

2018年の竜ヶ崎駅その2

 

続いてWikipedia竜ヶ崎駅の2007年の画像を見てみよう。この時点で既に白ポストが無くなっているのだ。つまり、2004年~2007年までの何処かの時点で、撤去が行われたものと考えられる。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/0/0d/Ryugasaki_station1.jpg

竜ヶ崎駅 - Wikipedia より

念のためストリートビューでも見てみよう。Googleのデータは2017年のものだが、こちらも同様に白ポストは確認できない。

ありし日の竜ヶ崎駅の白ポスト

竜ヶ崎駅の白ポストについては既に報告済みだが、当時はこのBlogを始めたばかりで、写真を一点しか使っていない手抜き更新だったので、改めて追悼の意味も込めてご紹介したい。

まずは正面図から。支柱を持たない直方体の自立型タイプ。この当時であまり十分に機能していなかったのか、内部は一般ごみで溢れていて残念な状況であった。

正面の標語部分「わるい本 買うまい 見せまい 読ませまい」が均等の高さにになるよう文字配置されているあたりにデザイン的なこだわりを感じる。

竜ヶ崎駅の白ポスト

竜ヶ崎駅の白ポスト

続いて左から見た図。脚部は四足構造となっていて脚と脚との間には台形型の切れ込みが入っている。

左から見た図

左から見た図

最後に右から見た図。回収口があるのはこちら側。南京錠による外部鍵構造であ

右から見た図

右から見た図

先日の取手市の事例でも言及したが、この10年程で取手市ばかりか、龍ヶ崎市の白ポストも撤去されてしまったことが判明した。茨城県南部の白ポストは、ほぼ姿を消してしまったのではないだろうか。県内の白ポスト王国「水戸」は当分安泰かと思われるが、今後の推移を慎重に見守りたい。

おまけ

こちらは佐貫駅で撮影した、龍ヶ崎市中央図書館の図書返却ポスト。外観的には白ポスト然としたフォルムだが、青く塗られていると途端に品行方正なオーラを放ち始めるから不思議である。

龍ヶ崎市の図書返却ポスト

龍ヶ崎市の図書返却ポスト

 

土讃線三縄駅の白ポスト

土讃線三縄駅、旧池田町の白ポスト

狛江市の白ポストまとめ編をお届けする予定だったが、もう少し時間がかかりそうなので(凝り始めると仕様が膨らむ系の人)、しばらく他地域の白ポストをご紹介させて頂く。ごめんよ。

というわけで、困った時に頼りがちで申し訳ないのだが、本日登場するのはyadoさんよりご提供頂いた徳島県の白ポスト画像である。撮影は2008年。場所は、徳島県三好市池田町、土讃線の三縄(みなわ)駅だ。

三縄駅の白ポスト

三縄駅の白ポスト

これまでに紹介してきた、阿波池田駅箸蔵駅と同様に旧池田町タイプの白ポストである。円筒形の支柱を持たない自立構造で、コンクリート製の丸い台座を持つ。最大の特徴は天頂部に取り付けられた吊ピースであろう。

設置位置はこのあたり

こちらが土讃線三縄駅舎の外観画像。郷愁を誘う、いい感じの木造駅舎である。

三縄駅の駅舎出口の向かって左側に設置されていた。興味深いのは、郵政赤ポストよりもサイズが巨大であり、位置的にも駅出口に近い場所に置かれていることである。白ポストの方の重要性の方が高いということなのだろうか?

土讃線三縄駅

土讃線三縄駅

 ストリートビューで見てみたのがこちら。健在であることが伺える。共に正面を向いて屹立する白ポストと郵政赤ポストの位置関係も変わっておらず、なんとも微笑ましい光景なのである。

 

関東鉄道常総線西取手駅の白ポストと取手市の白ポスト事情

今は亡き取手市、三つ目の白ポスト

ホントは狛江市の白ポスト総集編をお届けする予定だったのだが、書き始めたら思ったよりも長くなってしまい大変だったので(笑)、ピンチヒッターとしてこちらの白ポストに登場して頂くことにした。

今回取り上げるのは、同じく関東鉄道常総線、西取手駅の白ポストだ。往訪は2010年。これまでに紹介してきた、新取手駅寺原駅と同様に、現在では存在しない。今はもう居ない白ポストである。

寺原駅、新取手駅の白ポスト紹介はこちらから。

whitepost.hateblo.jp

さて、本題。西取手駅は、常総線では取手駅から数えて一つ目の駅である。高架タイプの駅となっており、高架の下、向かって右側に駅の入口が設けられている。

常総線西取手駅

常総線西取手駅

駅の入口部分に近寄ってみたのがこちらの写真。左側に白ポストが置かれているのが確認できる。

西取手駅の白ポスト

西取手駅の白ポスト

こちらはストリートビューで確認した、その後の西取手駅(データは2018年)だ。グリグリと周囲を回転して頂くと判ると思うのだが、現在では白ポストが設置されていないことが見て取れる。

西取手駅の白ポスト

それでは改めて、西取手駅の白ポストをしっかり見てみよう。

本体は直方体型。支柱は角柱タイプ。台座は円形のコンクリートタイプだが、こちらは黒く塗装されている。これまで見てきた柏市の白ポストに共通するデザインである。

天板部分は、一枚の薄い金属プレートが乗せられており、やや心許ない感じ。投函口には庇状の構造物が設けられているが、こちらも薄い素材を使っているせいか、ベコベコに潰れており、この白ポストがたどってきた苦難の道を偲ばせる。

正面から見た図

正面から見た図

続いて左から見た図。高架下に設置されている分、多少は雨露がしのげるのだろうか、思っていたほど錆びは出ていない。

左から見た図

左から見た図

最後は背面(車道側)から見た図。回収口が後ろ側に設けられていることがわかる。写真では見えないが、南京錠による外部施錠タイプである。

背面図

背面図

他にもあった取手市の白ポストとその後の状況

以上3回に分けて、新取手駅、寺原駅、そして今回の西取手駅と、かつては存在していたが、現在では撤去されてしまっている取手市内の白ポストを紹介してきた。

わたしは実物を目にしていないのだが、この他の事例として、関東鉄道常総線の戸頭駅にも白ポストが設置されていたことが判っている。

wikipediaに掲出されている2005年時の戸頭駅舎画像には白ポストが映り込んでいるのである。あたかも白ポスト収納用なのか?と疑いたくなるほどにぴったりサイズの壁龕?状の意匠が施されており、なかなかにいい感じの窪みなのである。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/98/Togashira_Station.JPG/1280px-Togashira_Station.JPG

戸頭駅 - Wikipedia より

ただ、こちらは2011年の往訪時点では、もはや存在しておらず、2005~2011年の何処かで撤去されてしまったものと思われる。件の窪みには看板が立てかけられており残念な状態となっていた。

2011年の戸頭駅

2011年の戸頭駅

2011年の調査時には、戸頭駅の一つ手前の稲戸井駅、さらに手前のゆめみ野駅についても往訪し周囲を探索したが白ポストは発見できなかった。

2011年の稲戸井駅

2011年の稲戸井駅

2011年のゆめみ野駅

2011年のゆめみ野駅

また、順番が前後するが、JRの常磐線取手駅については2004年の往訪時点で、白ポストが存在しないことを確認済みである。

2004年のJR取手駅

2004年のJR取手駅

取手市内には白ポストは存在しないのだろうか?

もちろん白ポストは駅にばかり設置されているわけでは無いが、取手市のHPを調べても何ら記載が無い点、かつてあったものが撤去されている点を考えれば、同市での白ポスト事業は、現在では行われていないものと判断して差支えないであろう。

 

狛江市最後の白ポストはいなげや狛江東野川店前に

狛江市8基目の白ポストを遂に発見!

前回のエントリ↑では、狛江市の7つ目の白ポストが狛江駅の南口に存在していたことを書いた。
狛江市の白ポストは狛江市の開示している資料[PDF]によると、その数は8。では、残る最後の1基はどこにあるのか?資料内では具体的な場所は開示されておらず、2003年以降、何度か狛江市を訪れては探索を繰り返してきた。今回はその解決編にして決着編である。

まずは結論から

いなげや狛江東野川店

いなげや狛江東野川店

狛江市最後の白ポストは、いなげや狛江東野川店前に設置されていた。小田急バスの覚東(がくとう)停留所が最寄りとなる。いなげやは立川市に本社があるスーパーマーケットで、どちらかというと東京の西部に多いかな。黄色と緑色のツートンカラーの看板が目印。多摩地区の住民にはお馴染みの店ではないだろうか。

地図で見てみるとこのあたりね。 

たまたま近くをバスで通って発見

冒頭で意気込んでしまったが、その割には発見の経緯は偶然に拠っている。実は、狛江駅南口の白ポストを確認した際の副産物なのだ。

未確定の白ポストが存在する地域を徘徊する際は、それが路線バスでの移動であっても、道の両側の監視は怠らない。どこに白ポストが潜んでいるかわからないのである。その行程では常に臨戦態勢である。

仙川から狛江駅北口行きのバスに乗り込み、野川を越えて狛江市に入る。小田急バスの覚東バス停を通過したあたりで、左手の視界に強烈なプレッシャーを感じたわたしは、流れ去る車窓の彼方にお馴染みの三角柱型のフォルムを垣間見ていた。

後から撮影した写真だが、車窓から振り返った景観はこのような状態だ。狛江市型の三角柱が、さりげなく屹立しているのがわかるだろうか。

バスの車窓から見えた風景

バスの車窓から見えた風景

とはいえ、最寄りの覚東バス停を通過してしまったので、一つ先の停留所で下車して500メートル程、徒歩で戻る。見間違えだったのでは?という不安もよぎったが、近づいて確認すると、いなげやの看板の柱に挟まれるように、長年探し続けた白ポストが立っている。間違いない、これで確定である。

もう少し近寄ってみた図

もう少し近寄ってみた図

これが狛江市8つ目の白ポスト

 更に接近して撮影してみたのがこちらの一枚。いなげやの駐輪場スペースの中に設置されており、先ほども書いたがお店の看板を支える柱の間にスッポリと収まっている。デッドスペースの有効利用と言いたいところだが、店舗側のもてあまし感がそこはかとなく伝わってくる。

更に接近してみた

更に接近してみた

三角柱側なのでどれが正面かと言われると微妙なところだが、とりあえず車道側を正面としておこう。前後は店舗看板の支柱、左側にはスーパーのカート、右側には買い物客の自転車が置かれており、周囲を完全に包囲されている状態である。

正面から見た図

正面から見た図

投函口部分に寄ってみよう。本体の周囲や投函口のあたりは、布テープで補強がなされている。各所に錆も浮き出ており、これまで見てきた狛江市の白ポスト群と比べると随分と傷んでいることが判る。

投函口部分を拡大

投函口部分を拡大

 左側に回り込んで、もう一面ある投函口を見てみよう。こちら側はスーパーのお買いものカートに詰め寄られていてなかなかに投函するのが難しそうである。縦一文字に鋭く大きな傷が走っており、痛々しさを誘う。白ポスト愛好家としては慙愧に堪えない外観である。

左側から見た図

左側から見た図

右側にまわって、次は回収口のある面を観察してみよう。この時間帯、まだ買い物客の自転車がさほど多くなく、こちらの側からは容易に接近することが可能であった。

背面図

背面図

最後の回収口の拡大図だ。年季の入った内蔵鍵構造を持つ扉が見て取れる。台座部分の三角形も全体に茶色い錆が浮いており、かなりの長期にわたってメンテナンスが行われていないのではという疑惑が確信に変わった。

回収口拡大図

回収口拡大図

最後にストリートビューでもチェック。Googleのデータは2018年の7月なので、今回の調査とそれほど変わりはない。障害物が多くて視認しにくいかもしれないが、街路樹の隙間に三角柱型の白ポストが見ているはずである。

次回は総集編!

というわけで、足かけ15年に及んだ探索行が無事に完了し、スッキリ状態のわたくし。狛江市内の白ポスト、全8基(1基は撤去されている)の場所が確定したので、次回はまとめ編をお届けしたい。全体の配置図や、新たに生まれた謎などについて書くつもり。ちょっとだけお待ち頂きたい。

狛江市7つ目の白ポストは狛江駅の南口に!

これまでのあらすじ

2003年及び、2017年の探索で狛江市内の6基(1基は撤去されてしまったけど)の白ポストの設置場所を探し当てたわたしだったが、狛江の資料[PDF]によると市内の白ポストが、実は8基あったことが判明!残る2基を求めてGoogleストリートビュー(←手抜き)で市内を徘徊するも成果は得られず、一年の歳月が流れようとしていた。

昨年の探索レポートはこちらを参照してね。

きっかけは一流さんの東京日記

毎週読ませて頂いている一流さんの東京日記、2018/10/8の更新が狛江特集だった。 

icchiryu.hateblo.jp

狛江にも、けっこう知らない場所があるなあと思いながら、つらうら読ませて頂いていると5枚目が白ポストの写真であった。ああ、狛江の白ポストを取り上げて頂けたのか、嬉しいなと思ったのも束の間、 映り込んでいる背景、ポストの傷み具合に見覚えがないことに気が付いた。こ、これは未知の白ポストではないか!

ということで、不躾にもコメント欄で場所を教えて頂き、早速ストリートビューで確認したのがこちら。おおお、こんなところにあったとは!

狛江駅にはもう一つ白ポストがあった

小田急線狛江駅の北口に白ポストがあることは2003年の時点で確認が出来ていた。六角形型の大容量タイプである。この白ポストの往訪記録はこちらを参照のこと。

しかし、狛江駅の白ポストは北口だけではなかったのである。よもや反対側に置かれているとは全くの盲点であった。

言い訳めいた話になるが、狛江駅の北口ロータリーと、南口ロータリーは、小田急線の線路を挟んで線対称の位置に置かれていない。対角線的な配置で、少し距離が離れているのだ。そのため北口から南口側に抜けてもロータリーの存在を確認できず、そのまま何もないものと判断して探索を打ち切ってしまっていたのである。なんというウッカリさんであろうか。

北口ロータリーから、改札前を抜けて南口側に出て、線路沿いに右へ。そうすると南口のロータリーが見えてくる。左手に見える三角柱型の独特のフォルムは、間違いなく狛江市の白ポスト(小容量タイプ)である。

狛江駅南口に白ポストを発見

狛江駅南口に白ポストを発見

場所的にはauショップの目の前。こんな感じの立ち位置ね。 

設置場所はauの前

設置場所はauの前

ポスト側から狛江駅を見るとこんな感じ。駅前駐輪場の精算機の近くにこの白ポストは置かれていた。

反対側から見るとこんな感じ

反対側から見るとこんな感じ

狛江駅南口の白ポストに迫る

さて、念願の狛江市7基目の白ポストにご対面である。まずは正面画像から。

正面といっても、狛江市の白ポスト(小容量タイプ)は三角柱構造の自立型で、そのうち投函口が二面設けられている。そのためどちらが「正面」なのかは断じにくいのだが、歩道に面したこちら側を仮に「正面」としておこう。

正面から見た図

正面から見た図

続いてもう一つの投函口のある側、なぜか車道側を向いている。これではせっかくの二面投函機能が活かせないような気もするが、実は車に乗ったまま利用が出来るという利点があるのやもしれぬ(助手席側だけど)。

狛江市の白ポストは、基本屋外設置のため各所に錆が浮き出ており傷みが目立つ。

車道側から見た図

車道側から見た図

お次は回収口のある後ろ側だ。こちらも歩道側を向いていて、駅側から来ると実はこの面が最初に見えてしまう。改修作業のしやすさを考慮しての事だろうが、視認性のことを考えると微妙な気もする。独自の三角柱構造故の取り回しの難しさである。

背面図

背面図

三角柱構造がわかりやすいように、上から見た図も撮影してみた。鋭角的な正三角形の構造が良くわかるのではないだろうか。

上から見た図

上から見た図

最後は下半分、接地面の状況を見て頂こう。狛江市でしか見られない三角形型の台座が確認できる。

下半分はこんな感じ

下半分はこんな感じ

残る白ポストはあと1つ!

これで、狛江にあるとされている8基の白ポストのうち7基までは発見することが出来た。残る一つは何処に!という謎は残るのだが、実は今回の探索行の途中で偶然発見出来てしまった。次回、「狛江市の白ポスト完結編」で改めてご紹介する予定なのでお楽しみに。

富岡市、三角公園の倒壊する白ポスト

三角公園の白ポストに何があったのか?

今回はインパクト重視。

いきなり出オチである。これまでいろいろな白ポストを見てきたが、こんな状態は初めてである。どうしてこうなった?

以下、順を追ってその謎に迫っていきたい。

倒壊する三角公園の白ポスト

倒壊する三角公園の白ポスト

三角公園はどこにあるのか

さて、少し時間を戻そう。富岡市の白ポストを巡る旅、6回目のお話である。

七日市病院前の白ポストを撮影したのち(12:55)、次に向かうべき目的地を富岡市の例の資料から

白ポストは市内16箇所に設置されています。
東富岡駅前、富岡公民館玄関前、三角公園東、東富岡公民館玄関、
七日市駅南、七日市病院入口北(円筒形)、一ノ宮駅入口北、一ノ
宮公民館、黒岩公民館、高瀬公民館東、額部公民館前庭、小野公民
館前、吉田公民館入口北、丹生公民館入口東、妙義庁舎敷地内、妙
義児童館敷地内

富岡市青少推だよりNO.20より[PDF]

 「三角公園東」と定めた。

資料文中内では「東富岡駅前、富岡公民館玄関前、三角公園東、東富岡公民館玄関」と書かれており、掲載順的にいかにも富岡駅付近にありそうではないか。

ちなみに三角公園は正式名称ではないらしく、正しくは「ひかり公園」であるらしい。

では、どうして「三角公園」なのか。それはこちらの地図を見て頂ければ一目瞭然である。上州富岡駅の南西側、富岡市役所とNTT東日本の間に立地する、直角三角形型の緑地帯が見えるだろうか。「三角公園」の愛称はこの公園の形状に由来するものなのだろう。そのまんまではあるが、わかりやすいネーミングではある。

三角(ひかり)公園へ

それでは三角公園に向かおう。七日市病院から、上州電鉄沿いに歩いて10分少々、1キロ弱の距離だ。まず目に入る漆黒のオシャレ建築だが、これは2018年の3月にオープンしたばかりの富岡市役所。今を時めく建築家、隈研吾の事務所がデザインしたもの。ちょっとだけ気になるが、今回は見学している時間は無い。

新築された富岡市役所

新築された富岡市役所

富岡市役所をやりすごして、NTT東日本の鉄塔を目指して進めば、そこはもう三角公園である。思っていたよりもかなり小さい。

NTT東日本

NTT東日本の手前が三角公園

さっそく白ポストを探すわたしだったのだが、三角公園の「東」には該当するようなモノは置かれていない。富岡市の白ポスト設置箇所の記載は、これまで見てきた、 上州七日市駅「南」の白ポスト上州一ノ宮駅入口「北」の白ポストで判るとおり、正確にその位置関係を指し示していただけに、これはおかしい。

そこはかとない違和感を覚えつつ、周囲をくまなく確認していると、視線の先にまさかの事象が出現しているではないか!あれ?白ポストがぶっ倒れてる??

白ポストらしきもの発見

白ポストらしきもの発見

仰臥する白ポストを観察してみる

位置的には、直角三角形方をしているこの公園のちょうど「直角の部分」に、この白ポストは横たわっていた。近寄って撮影したのがこちらの一枚である。

これまで見てきたものと同様に、直方体タイプではあるが、サイズが二回り近く大きい。大容量タイプである。市役所にもっとも近い白ポストであり、最寄駅は上州富岡駅である。それだけにこれだけのサイズが必要だったのであろうか。

仰向けに倒れている三角公園の白ポスト

仰向けに倒れている三角公園の白ポスト

元々は支柱部分が接地面のコンクリートに直接固定されていたのであろう。しかし残念ながら、コンクリート部分ごとえぐり取られており無残な姿をさらしている。本体が傾いているため、投函口部分は開いたままとなっており、これでは雨水が入り放題である。内部の痛みが進みそうで、白ポスト愛好家としてはいたたまれない気持ちにさせられる。哀しい。

左から見た図

左から見た図

少し引いて、本体上部側から撮影したのがこちら。ポストの周囲を三角コーンが取り囲んでおり、なんらかの保存の意思が見て取れる。どうやら遺棄されているのではなく、これは一時的な処置であるように見える。

上から見た図

上から見た図

たぶん公園が改装中なのだと思う

さらに引いた位置からもう一枚。積み上げられたコンクリート柱にはナンバリングが入っており、これは復元を前提とした措置であろう。

三角公園は改装中

三角公園は改装中

更に公園全景はこんな感じ。先ほど紹介したぐんまナビの画像とはかなり異なっている。遊具の類がほとんど残っていないのである。

推測になるが、富岡製糸場が世界遺産に指定されてからこの方、富岡市役所、上州富岡駅と、市内の公共施設はリニューアルが続いている。市役所にも近いこの公園は、そのリニューアルの一環として改装を行っている最中なのではないか?

公園改装のあおりを受けて、白ポストも掘り起こされ、一時的に利用休止状態に追い込まれているのではないだろうか。

遊具の類もなくなっている

遊具の類もなくなっている

ありし日の姿は?

倒壊する前の状態の画像が見られないかと、軽くググってみたが、数点往時を偲ばせる画像を発見したので、引用させて頂こう。

まずはフォースクエアから。こちらは2017年4月の撮影。

続いてポストマップ。こちらは2007年11月の撮影。

ストリートビューでも見てみたのだが、残念ながら既に工事中の撮影であった。

なお、このストリートビュー、右側に少し進むとデータが2012年に、さらに進むと2015年になるという謎状態になっている。いずれにしても白ポストは確認できなかったのだが……。改装、リニューアルが続いている地域だけに、さすがのGoogleカーでも追い切れていないのかもしれない。

まとめると

富岡市、三角公園東の白ポストは、2018年8月時点では使用されておらず、公園内で倒壊したままであった。その理由は、三角公園改装のためであり、改装が終わり次第、白ポストも復活するものと思われる。

倒れ伏している姿はあまりに衝撃的なので、早めの復活を希望したいところである。

京浜東北線蕨駅の白い箱、10年後のビフォーアフター

蕨駅を10年ぶりに再往訪

埼玉県蕨(わらび)市、京浜東北線蕨駅白ポスト(白い箱)については、2008年時の往訪レポートを既に紹介済みだが、今年の9月に再訪する機会があったので改めて現状をお知らせしたい。

 

まずは、百聞は一見に如かず。2008年と2018年の状況の変化を比較写真で見て頂こう。その違いは、あまりに明確である。あんなに引っ込み思案だった、蕨駅の白い箱ちゃんがこんなに積極的に(笑)。

日陰の存在から日の当たる場所へ

日陰の存在から表舞台へ

もともと、この駅の白ポスト(白いポストだけど)は、改札向かって左手。VIEWカードのキャッシュディスペンサーのお隣に設置されていた。VIEWカードのキャッシュディスペンサーが新しくなり、従来の個室スタイルからオープンな形状に変化しているのだが、この影響なのか、フリーペーパーのラックの後ろに隠れるように配置されていた白ポストが、前面に出てきているのである。
これまで蕨駅白ポストはフリーペーパーのラックの背面で、息をひそめるようにささやかに活動してきた。当然、人々の認知度は上がらないであろうし、地元の方でも存在を知らなかった方も多いだろう。

しかし、どういう心境の変化なのだろうか?にわかにやる気を発揮し始めたようだ。やはり、従来の設置位置では十分な回収効果を上げることが出来なかったのかもしれない。 

エスカレータを上がってくると左手に

エスカレータを上がってくると左手に

2018年版を、もう少し引いた位置から撮影したのがこちら。画面左奥は駅入り口のエスカレータ部分だ。蕨駅を利用する乗客の皆さんは、橋上駅舎に入って来ると、すぐ左手にこの白ポストを視認することになるのだ。

本体の色も変わっていた!

続いて、二枚目の比較写真はこちら。続いては、本体塗装について注目してみよう。「白い箱」と記された部分の色が渋めのネイビーブルーから、鮮やかな青に塗りなおされているのが判るだろうか。設置箇所の変化だけではなく、本体色も目立つ色合いにリファインされていたのである。

 

地味に塗装も変わっている

地味に塗装も変わっている

更に、良く見て頂きたいのだが、前面部分の注意文「子どもたちに見せたくないコミックは~」の箇所、文字の配置が2008年版と2018年版とでは異なっている。この点についても、塗り直しの上で新たに書き換えられたことが判る。

2018年版のご紹介

では改めて、蕨駅、2018年の白ポストの特徴に迫ってみよう。

本体は直方体型。外観はかなり鋭角的で、本体の角の部分はぶつけたらかなり痛そう。よくモノがぶつかるのか、摩耗により塗装が剥げてしまっている。屋内設置であるためか、投函口部分での庇構造は確認できない。

正面から見た図

正面から見た図

続いて左から見た図。この白ポストの特徴は左右両方にも投函口があることで、前面とあわせて三方向からの投函が可能である。2008年当時は、フリーペーパーラックの背面に押し込められていた関係で、せっかくの三方向投函機能が活かせていなかったのだが、ようやく本来の機能を発揮出てきているようである。

左から見た図

左から見た図

最後に右側から見た図。こちら側に投函口があるのが確認できる。

壁に接して置かれているため、背面にあると思われる回収口は確認できなかったが、良く見ると南京錠のようなものが映り込んでおり、外部鍵による施錠が行われている模様である。

右から見た図

右から見た図

白ポストの回収量が爆増していた件!

蕨市のHPでは、この白ポストの稼働状況が報告されている。以下、引用させて頂く。なかなかに衝撃的な内容である。

www.city.warabi.saitama.jp

 蕨市少年センターでは、JR蕨駅改札口付近にて有害図書(成人指定)の回収を行っております。青少年健全育成を阻害する図書類は「白い箱」へ投函ください。

有害雑誌・図書=雑 ビ=ビデオテープ、写=写真、DVD=デジタルヴァーサタイルディスク

年度 合計  有害図書  一般週刊誌  漫画雑誌  単行本  回収回数 
 29年度 918冊  731冊(雑540、ビ37、写0、DVD154)  114冊

49冊

24冊 12回
 28年度 809冊  658冊(雑303、ビ14、写12、DVD329)  106冊 22冊 23冊 12回
 27年度 945冊  861冊(雑218、ビ31、写0、DVD612)  55冊 19冊 10冊 12回
 26年度 226 156冊(雑88、ビ0、写0、DVD68 36冊 21冊 13冊 12回
 25年度 256冊  183冊(雑85、ビ7、写0、DVD91)  28冊 24冊 21冊 12回
 24年度 460冊  416冊(雑231、ビ45、写54、DVD86  34冊  1冊  9冊  12回 
 23年度 151冊  106冊(雑53、ビ0、写0、DVD53  14冊  21冊  10冊  12回 
 22年度 601冊 410冊(雑299、ビ23、写0、DVD88  58  70  63  12 
 21年度 266冊  197冊(雑99、ビ55、写0、DVD43  35冊  16冊  18冊  12回 
 20年度 241冊  151冊(雑101、ビ5、写0、DVD45  38冊  25冊  27冊  12回 
 19年度 308冊  119冊(雑80、ビ8、写0、DVD31  45冊  86冊  58冊  11回 
 18年度 313冊 118冊(雑88、ビ10、写0、DVD20  44冊  98冊  53冊  11 

 蕨市HP 蕨市少年センター有害図書回収状況(白い箱)より

平成26年から平成27年にかけて、回収量が爆増しているのが判る。なんと4倍強の大成果である。いきなり蕨市民の皆さんの投函意欲が増したとも考えにくい。あくまでも推測でしかないが、この時点でポスト設置位置の見直しが図られたのではないだろうか?さすがにこれほどの回収量増加は、なんらかの要因があったと考えるべきであろう。

それにしても、デジタル全盛のこの時代に、未だこの回収量を誇っているのは意外でもある。実際に投函を行っている世代(おそらくは中高年以上)としては、有効な廃棄方法であるのだろう。今後の数値変化にも注目していきたいところである。