予讃線鬼無駅へ
Mさんご提供の白ポスト、本日はJR四国予讃(よさん)線、鬼無(きなし)駅の物件である。Mさん、今回も大変お待たせしてしまい誠にありがとうございました!いつもホントにスミマセン。撮影は2023年のもの。所在地としては香川県高松市となるので、高松市タイプの白ポストとなる。
こちらが鬼無駅。予讃線の無人駅だ。画面の右端に電話ボックスが見切れているが、このお隣に白ポストが設置されている。
電話ボックスと一緒に撮影していただいたのがこちら。
白ポストの対面には郵便の赤ポストも設置されており、二つのポストが紅白のコントラストをなしている。白ポストのある場所に、郵便ポストも設置されている事例は、各地で多数見ているが、並べるか、対面に置くか、はたまたバラバラに置くか、いろいろな事例があって興味深い。
赤ポスト側から見た白ポストの絵がこちら。二つのポストは対面配置ではあるのだが、真正面には置いていないところに奥ゆかしさを感じる。
(Mさんたくさんの角度から写真を撮って頂いて嬉しいです!)
そして白ポスト側から見た図がこちら。駅入り口の向かって右に白ポスト、左に郵便ポストが設置されていることがわかる。
予讃線鬼無駅の白ポスト
そしてここから本題。鬼無駅の白ポストのご紹介である。まずは正面から見た図。
屋根部分がゆるやかな曲線を描いているのは、高松市タイプの白ポストで顕著な特徴である。本体は直方体型。支柱、台座いずれも方形だ。ポスト上部はかなり錆びによる劣化が進んでおり塗装が剝がれてしまっている。
設置主体は高松市の少年育成センター。寄贈元は高松市葵ライオンズクラブの「結成三十周年記念」と読める。
白ポストの向かって右側側面。回収口はこちらに設けられている。専用鍵による内部施錠となっている。こちらがわもかなり錆が出ている。
最後に後ろから見た図。屋根部分は前も後ろもかなり劣化が進んでいることがわかる。これだと雨天時には内部にまで水が入ってしまうのではないだろうか。
最後にストリートビューで確認。Mさんからの情報によると、駅舎の左半分には中華料理店(ニュー雅園 鬼無店)が営業している。店からはポストが丸見え状態でなので、堂々とポスト投函するのはかなり困難なのでは、とのこと。こういうところはやっぱり、深夜にこっそり投函するのだろうか。