高崎シリーズの第四弾
三週間も間が空いてしまった。スミマセン。
本日登場するのは、上越線井野駅の白ポストである。自治体的には群馬県高崎市。高崎市タイプの白ポストとしては、今回が四例目の紹介となる。撮影は2018年。
こちらが高崎市内の白ポスト配置図。井野駅はマップ上の4番に該当する。
JR井野駅は上越線の駅だが、両毛線、吾妻線も停車するため、比較的停車する列車の本数は多い。
井野駅には東口と西口が存在するが、今回紹介する白ポストが設置されているのは、西口の方である。駅舎向かって左奥に置かれている。
違法駐車避けなのかもしれないが、三角ポールと黄黒バーの結界で囲われており、あたかも白ポストを護っているかのようである(誤解)。結界内に入るには少しだけ勇気が必要であった。
井野駅の白ポスト
こちらが井野駅の白ポストである。高崎型の特徴である、円柱タイプで、支柱を持たない自立構造を持つ。
まずは右側面からの写真を見て頂こう。投函口まわりの、庇状の構造物が見て取れるはずである。左右の両端が折り曲げてあるところが、高崎市タイプ独自の意匠と言える。
続いて左から。駅舎の壁があったので、十分な撮影角度を取ることができなかった。ポストの左側面に回収口が設けられていることが確認できると思う。
回収口の拡大図。南京錠による外部施錠タイプである。こちらにも雨水避けなのだろう、庇状の構造物が設けられており細やかな設計上の配慮を感じ取ることができる。
最後にポストの上部を見ておこう。
円錐型の山傘のような形になっている。高崎タイプお馴染みのとんがり帽子デザインである。これは、上部に雑誌や新聞などのゴミを残置させないための工夫と思われる。
ストリートビューでおさらい。こちらは県道135号から撮影したものと思われる。少し距離があるが、白ポストの姿は十分に視認できるはずである。