先日、がりさん提供による、徳島県藍住町（あいずみちょう）、矢上字北分（生越建設前）の白いポストについてご紹介記事を書かせていただいた。
その後、がりさんより続報として、藍住町にある二基の白ポスト画像を送って頂いたので改めてご紹介したい。がりさん、今回もありがとうございます！記事化が遅くなりスミマセン。
藍住町体育センター前の白ポスト
さてこちらが藍住町体育センター前の白いポストである。円筒形の本体に、細長い支柱、円形のコンクリート台座を持つ。この形状は矢上字北分（生越建設前）の白ポストとほぼ同一とみて良いだろう。大きく開いた投函口がなんとも印象的な白ポストだ。投函口の下部は斜めに角度が切られて、投函がしやすいのではないだろうか。
ストリートビューで見てみるとこんな感じね。体育センターの入り口向かって右手。階段の脇に設置されていることがわかる。
藍住町武道館前の白ポスト
続いて武道館前の白ポスト。こちらは位置的に、ストリートビューのカメラでは追えなかった物件なのでホントありがたい（がりさんに感謝！）。
がりさん情報によると、かつて存在した「緑の広場」が2015年に廃止となり、藍住町総合文化ホールとなった。その敷地内に藍住町の武道館も存在しており、白ポストはこの建造物の入り口向かって右手に設置されているとのこと。
少し引いた位置から撮影していただたいのがこちらの一枚。おおっ、これまでに見てきた藍住町タイプの白ポストと形状が違う！！
こちらが白ポスト本体をクローズアップした一枚。円筒形のように見えるが、よく見ると正十二角柱であることがわかる。屋根分は中心部が尖がった正十二角錐だが、傾斜が二段構造になっているところにこだわりを感じる。いやしかし、正十二角柱型の白ポストは初めて見たかもしれない。これは珍しい。
ポストの左右側面には、二等辺辺三角形型の脚部が溶接されている。これもかなりユニークな意匠といえるだろう。作り手のこだわりを感じる白ポストである。
