白ポストが昭和遺産に!
本日の白ポスト小ネタ。
こちらの書籍にて白ポストが登場していたのでご紹介したい。書籍名は『町田忍の昭和遺産100 令和の時代もたくましく生きる』。筆者の町田忍(まちだしのぶ)は1950年生まれの庶民文化研究家である。
この本では、失われゆく昭和の遺産が100件ピックアップされている。
白ポストは何とベスト20にランクインしている!素晴らしい!
内容的には白ポストの歴史を振り返りつつ、いくつかの実物画像を紹介していく形式を取っている。登場する白ポストは以下の三基。
- 高知市の白ポスト
- 西日暮里駅の白ポスト
- 瀬戸市の白ポスト
西日暮里駅と、瀬戸市の白ポストについては、以前紹介した読売新聞系のメディア「yomiDr.」で紹介されていたものと同一である。
なお、書籍中には「都内最後の白ポストは西日暮里駅通路」とあるが、正確には「東京23区内最後」とすべきであろう。東京都内では、三鷹市と狛江市で未だ白ポストは健在である。
白ポスト以外にも遊郭建築、秘宝館、看板建築、飛び出し坊やまでもが「昭和遺産」として収録されており、昭和の遺構を愛する方であれば楽しめる一冊ではないかと思われる。