白ポスト写真館

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高崎駅の白ポスト

関東最大規模、高崎市白ポスト

昨日のエントリで、富岡市白ポスト事業について「関東最大の白ポスト大国群馬県にあって、その中でも最強クラスの富岡市」と言及したが、あえて「最強」と限定しなかったのには理由がある。富岡市白ポスト設置数は16だが、本日ご紹介する高崎市白ポスト数も16!なんと隣接する両市の白ポスト数は拮抗しているのである。

高崎駅前 陶板レリーフ「だるまの詩」

高崎駅前 陶板レリーフ「だるまの詩」

高崎市内、16箇所に設置されている白ポストだが、その場所は全て市HPにて開示されている。当該部分を引用してみよう。

白ポストの設置場所

設置場所一覧
設置場所 設置年月
JR高崎駅東口 昭和56年11月
JR北高崎駅 昭和56年11月
JR倉賀野駅 昭和56年11月
JR井野駅 昭和56年11月
中居公園 昭和57年6月
JR群馬八幡駅 昭和57年8月
上信電鉄山名駅 昭和57年8月
高崎青年センター 平成14年2月
JR高崎問屋町駅 平成17年10月
榛名支所 平成19年6月
新町支所 平成20年2月
榛名文化会館 平成20年4月
箕郷公民館 平成21年3月
群馬支所 平成21年3月
吉井支所 平成22年5月
榛名ふれあい公園 平成22年5月

 高崎市HP 青少年補導センターより

設置開始が1981(昭和56)年と比較的遅めである。平成の大合併の進行に併せて、合併した諸地域(榛名、新町、箕郷、群馬、吉井)にも白ポストの導入が進んでいることが判る。

そして、マップ化してみるとこのようになる。番号は上記HPの掲載順としておいた(後で変えるかも)。高崎市内の主要駅と、駅から離れた各支庁等に配備されているのではと思われる。

高崎駅白ポストは西口に

ということで、高崎市白ポストの具体例を見ていこう。最初にご紹介するのはJR(上信電鉄高崎駅白ポストである。

高崎駅ではJRでは上越北陸新幹線が分岐し、高崎線上越線信越線、両毛線吾妻線が発着し、私鉄では上信電鉄の起点ともなっている。まさに北関東最大のターミナル駅でありその規模も巨大である。

高崎駅東口

高崎駅東口

ここ十数年ほど東口、西口共に駅の整備が進められていたが、2012年に長かった工事も終わり、ペデストリアンデッキを完備した新しい高崎駅が完成している。現在白ポストが配備されているのは駅西口側の方である。

高崎駅西口

高崎駅西口

 これが高崎型白ポスト

円筒形の支柱を持たない自立タイプ。天板部分は円錐状になっており、これは上部にゴミなどを載せられないなめの工夫であろう。投入口の上部には庇型の構造物が設けられている。そして回収口は向かって左側、南京錠による外部鍵である。こちらにも庇型の構造物がつけられている。

高崎駅の白ポスト

高崎駅白ポスト

拡大してみるとこんな感じ。ちなみに高崎型白ポストはかなり大きめ。小柄な成人女性の背丈くらいは余裕である。胴回りも太く両手で抱えきれないほどのボリュームである。

背面に回り込むことが出来なかったので、他の角度からの撮影画像は今後の別事例紹介時に改めてお届けする。

拡大図

拡大図

設置箇所はこのあたり

高崎駅の西口を出て左側の階段を降りていくと右奥に白ポストが見えてくる。ちょっとわかりにくいかな。

階段上から見た図

階段上から見た図

引いた視点で、地上からの別角度でもう一枚。公衆トイレと電話ボックスの間に挟まれるようにスッポリ収まっている。ちなみに左手奥は上信電鉄の乗り場になっている。

別角度からもう一枚

別角度からもう一枚

 最後にストリートビューでも見てみよう。近くにまで寄っているデータが無かったので、ちょっと遠いが電話ボックスに半ば見切れるような状態で白ポストが半分だけ見えているのがわかるだろうか。

以上、高崎型白ポストの事例その1をお届けした。高崎市内の白ポストは、全16基中、現在9基まで画像が入手出来ているので、順次公開予定なのでしばしお待ちを。

先日の富岡の白ポストと、当面は並行して進めていくつもり。

 

※2018/08/25追記

こちらは2014年撮影の高崎駅白ポスト高崎駅は北関東最大のターミナル駅であるだけに、訪れる機会が多く、この白ポストの撮影は何度も行っている。

一見するとあまり変わっていないように見えるが、胴体部分がチェーンと南京錠で固定されていることが判る。ポスト本体を持ち去られるリスクに対応していたのだろうか?これほど大きな白ポストを持ち去ろうという酔狂な人間がいるのか?

あるいは、転倒防止のための対策であるのかもしれないが、その真相は謎である。

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