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阿波池田駅の白ポスト(2023年版)

阿波池田駅の白ポストふたたび

本日ご紹介するのは、Mさんよりご提供いただいた、JR四国、土讃線阿波池田駅の白ポストである。Mさんいつもありがとうございます!

阿波池田駅の白ポスト(2023年版)

阿波池田駅の白ポスト(2023年版)

阿波池田駅については、わたしが2001年に往訪した際のエントリを以下に記載している。あわせてご参照いただきたい。

ストリートビュー的にはこんな感じ。駅舎向かって左手、駐車スペースの隅っこに白ポストが確認できる。

なお、自治体的に阿波池田駅は、徳島県三好市に属する駅となる。ちなみに住所表記は「徳島県三好市池田町サラダ」であり、全国的に見ても珍しい地名として知られている。地名の由来には二説あるみたい。

地名の由来
地区が皿のような地形をしていることから皿田(さらだ)と名付けられた説と、周囲が更地の水田だったことから更田(さらだ)と名付けられた説の2通りが存在する。料理のサラダを連想させることから、珍地名の一つとして紹介されることがある。池田町サラダ - Wikipediaより

22年ぶりの阿波池田駅の白ポスト

さて、本題に戻ろう。こちらがMさんが送ってくれた阿波池田駅の白ポストである。四国地域に多い円筒形タイプの白ポストで、丸い台座はコンクリート製であろうか。

阿波池田駅に白ポスト(正面図)

阿波池田駅に白ポスト(正面図)

こちらは左から見た図。「贈 阿波池田ライオンズクラブ」とある。こちらが寄贈元なのであろう。ライオンズクラブは、アメリカ由来のボランティア活動を行う民間団体。日本各地でも組織されていて、白ポストの寄贈元となる事例を何度か見たことがある。

左から見た図

左から見た図

続いて右から見た図。回収口はこちら側の側面にあることがわかる。鍵穴があるところから、内部鍵構造であることが推測される。内部鍵は故障もしやすく、手間もかかるため、南京錠による外部施錠と比べると数は少なくなる。

右から見た図

右から見た図

改修口部分を拡大して撮影していただいたのがこちら。把手ついていたり、雨水の侵入を防ぐためであろう庇状の構造が設けられていたりと、けっこう芸が細かい。

改修口部分拡大

改修口部分拡大

そして三好市の白ポスト、最大の特徴と言えばこれ「吊りピース」である。相当な重量であろう白ポストの移動、設置を容易にするためだろうか、三好市タイプの白ポストにはポストの天頂部分に「吊りピース」が付いているのである。

吊りピース!

吊りピース!

22年の歳月を考える

最後に2001年と2023年の画像を並べて比較してみよう。左がわたしが2001年に撮影したもの。右がMさんが2023年に撮影されたものである。

外観を見る限り、本体形状的にはほぼ同一の白ポストではないかと思われる。しかし、二十年を超える歳月で、かなり劣化が進んでいることがわかる。表面光沢は失われ、随所に錆が浮かび、正面のペイント部分も色褪せが激しい。そろそろ大規模な修繕措置が必要な時期であるのかもしれない。

阿波池田駅の白ポスト比較図

阿波池田駅の白ポスト比較図

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