久しぶりに白ポスト探索の旅に出た!
コロナ禍で長らく自粛していたが、久しぶりに白ポスト探索の旅に出てきたので、しばらくはそのレポートをお届けしたい(姫路編が途中だけどスミマセン)。
今回は茨城県の白ポスト探索行を実施。成果は以下の通り。
- 那珂市:水郡線静駅(NEW)、水郡線瓜連駅(NEW)
- 水戸市:水戸駅北口、水戸駅南口、中央郵便局前
- ひたちなか市:勝田駅、佐和駅、那珂湊駅、阿字ヶ浦駅
那珂市の二物件以外はすべて再訪。茨城県内の白ポスト物件はこれでコンプリートしてしまったかもしれない。
では、本エントリでは、水郡線静駅の白ポスト物件からご紹介したい。
水郡線静駅へ
日暮里から常磐線に乗り込み、水戸駅にて水郡(すいぐん)線に乗り換え。30分ほどで静(しず)駅に到着する。自治体的には茨城県那珂市に位置する駅である。
こちらが静駅舎。というか、これ駅舎じゃないか。エントランスゲートのみのシンプルな構造である。もちろん無人駅。SUICAなどのIC乗車券は使えないので注意が必要だ。
駅エントランスを出て右手に白ポストは設置されていた。
静駅の白ポスト
さて、本題に入ろう。こちらが静駅の白ポスト。
茨城県に多い、直方体タイプ。円柱型の支柱を持ち、台座はコンクリート製である。正面には白ポストであることを示す文字表示はない。投函口に庇などの構造物はない。パックリと虚ろな空洞が開いているのみである。なかなかの古強者、無表情だが存在感がある。なんとも雰囲気のある白ポストだ。
少し角度をつけて見てみよう。右側面に白ポストの記載が発見できた。ペイントではなく張り紙を貼ってあるようだ。台座に置かれている錆びたペンチが気になる……
右側面から。屋根部分は一枚板が溶接されている構造だ。緩やかに後方に傾斜していることがよくわかる。雨水を後方に流すための工夫であろう。
左から見たのがこちら。文字表記などは一切なく、至ってシンプルなデザインである。
そして背面図。回収口は後ろ側に設けられている。南京錠による外部施錠タイプだ。
最後に上から見た図。天板は前面がカットされており、六角形の構造となっている。前面に鋭利な突端が存在すると危ないとの判断によるものだろうか。
最後にストリートビューでおさらい。Googleのデータは2021年10月のもの。この時点では前面に白ポストであることを示す張り紙が、かろうじて残っていたことが確認できる。