ひたちなか海浜鉄道はフリー切符がお得
2022年5月6日に行った、茨城県の白ポスト探索報告の四回目。これまでのお話は以下を参照のこと。
常磐線佐和駅の白ポストを確認した次は、勝田駅に移動して、ひたちなか海浜鉄道に乗車する。ちなみに、ひたちなか海浜鉄道に乗るのであれば、「湊線1日フリーきっぷ」が断然お得なのでおススメ。
「湊線1日フリーきっぷ」は、購入当日全線乗り放題となる切符だが、通常1,000円するところが、期間限定でなんと600円の破格値で提供されている。勝田から阿字ヶ浦までの片道料金が570円なので、この価格設定がどれほどお得か、わかっていただけるのではないかと思う。
実施期限は以下の通り。
期間:令和4年4月1日(金)~令和5年1月9日(月・祝)
ひたちなか市の補助事業を活用した割引制度なので、予算を使い切り次第終了となるらしいので、その点は注意していただきたい。
阿字ヶ浦駅に到着!
さて、本題に戻ろう。ひたちなか海浜鉄道に乗って30分ほどで終点の阿字ヶ浦(あじがうら)駅に到着。ひたちなか海浜鉄道は駅名標がユニーク。
こちらが阿字ヶ浦駅舎。水色の駅舎に赤い屋根が印象的。白ポストは駅舎の左側面に設置されている。
ちなみに、阿字ヶ浦駅の往訪は2017年以来なので五年ぶり。前回の往訪レポートはこちら。
阿字ヶ浦駅の白ポスト
長々と引っ張ったが、ようやく白ポストの登場である。こちらが阿字ヶ浦駅の白ポスト。直方体型で、四角柱型の支柱を持ち、台座部分はコンクリート製、というか、完全に地面に固定されている。
まずは右から見た図。前面にはポップ書体で描かれた「白ポスト」の文字。経年劣化による錆びが随所に見て取れる。
こちらは左から見た図。回収口はこちら側に設けられていることがわかる。佐和駅に設置されていたものとは構造が異なる。
回収口側に寄って撮影したのがこちら。南京錠による外部鍵構造である。
そして背面図。回収口が左側面にあるため、背面はすっきりとしている。
最後に上から見た図。屋外設置の白ポストであるため劣化が激しい。前面部分などは完全に剥落してしまっている箇所がある。
2017年版との比較
五年ぶりの往訪となったので、前回観察時(2017年)との比較写真を載せておこう。五年間でかなり傷みが進行している。特にポスト前面上部の劣化は深刻であり、このままでは内部への浸水は避けられないのではないかと思われる。
って、まあ、白ポストの場合、投函されるものが多少濡れてしまっても問題ないのかもしれないけれど。