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水郡線瓜連駅の白ポスト

静駅から瓜連駅へ

先日の茨城県の白ポスト探索続編。二回目。前回(静駅編)はこちらから。

次なるお目当ての場所は、お隣の瓜連(うりづら)駅である。この時間帯、水郡(すいぐん)線は一時間に一本しか運航されていない。静駅-瓜連駅間は1.6キロしか離れておらず、この程度の距離であれば当然歩く。徒歩での駅間移動も、実は白ポスト探索の楽しみだったりする。

静駅から瓜連までは徒歩で移動

静駅から瓜連までは徒歩で移動

線路に沿って歩いて20分ほどで瓜連駅に到着。瓜連(うりづら)は難読駅名の部類に入るだろうか。かつて存在していた、茨城県那珂郡瓜連町の玄関口だった駅である。

瓜連駅

瓜連駅

瓜連駅は、橋上駅タイプに分類されるのだと思うが、跨線橋の上にちょこんと駅舎が乗っていて、サイズのミスマッチ感が印象的な駅だ。

瓜連駅

瓜連駅舎

白ポストは駅南側に設置されていた。駅舎のちょうど真下。階段の下に白ポストの存在が確認できる。

瓜連駅と白ポスト

瓜連駅と白ポスト

瓜連駅の白ポスト

さて、こちらが瓜連駅の白ポストだ。静駅のものと同一形状、茨城県ではお馴染みの直方体型。円筒型の支柱を持ち、台座部分も丸い。ただ、静駅のものと比べると、台座部分の厚みが凄い。倍はあるのではないだろうか?安定感をアップさせるためだろうか?

瓜連駅の白ポスト

瓜連駅の白ポスト

右から見た図がこちら。白ポストであることを示す表記は、静駅同様に貼り紙での対応となっており、ペイントではない。右側面にも同様の表記があったようだが、剝がされてしまったようだ。

右から見た図

右から見た図

続いて左から見た図。静駅の白ポストと異なるのは、投函口上部に庇状の構造物がある点である。

左から見た図

左から見た図

後ろから撮影したのがこちら。回収口が背面に設置されているのは静駅のものと同様である。

背面図

背面図

最後に上から見た図。右手奥の突端部が折れ曲がってしまっている。全体的に錆びが酷く、劣化が進んでいることがうかがえる。

上から見た図

上から見た図

ストリートビューでも確認しておこう。Googleのデータは2012年11月。この時点では台座部分が白い!錆びてしまう前は、綺麗なホワイトカラーに全体が塗られていたのである。

那珂市の白ポストは二か所のみ?

以上、茨城県那珂市、水郡線の瓜連駅に設置されている白ポストについてご紹介した。

那珂市には静駅、瓜連駅以外にも、多くの駅が存在している。だが、白ポストが置かれているのは静駅、瓜連駅のみのようだ。那珂市のホームページを確認してみたが、白ポストについての表記は一切確認できなかった。もし、那珂市の他の場所で白ポストを発見された場合は、是非一報を頂きたい!

あくまでも私見だが、那珂市に設置されている静駅、瓜連駅の白ポストは、那珂市以前の、旧瓜連町(2005年に近隣の那珂町と合併し那珂市になっている)が設置したモノなのではないかと推測している。旧瓜連駅の域内にある駅が、ちょうど静駅、瓜連駅のみなのだ。