予讃線詫間駅の白ポスト
またまた、Mさんより白ポスト画像を提供いただきました!Mさんいつもありがとうございます!!
本日登場するのは、香川県三豊(みとよ)市、予讃線詫間(たくま)駅の白ポストの白ポストだ。薬のカプセルを思わせる、円筒形状は香川県地域に多いデザインである。台座はコンクリート製であろうか。投函口の上部には、庇状の構造物が確認できる。
ストリートビューで見てみるとこんな感じ。白ポストは駅舎に向かって左手。花壇のお隣に設置されているのが見える。
三豊市には17基の白ポストが!
三豊市内の白ポストしては、過去に本山駅のものをご紹介している。詫間駅のものとは少し外観が異なり、なかなかに興味深い。
また、三豊市の広報誌「広報みとよ」の2020年12月号によると、
市では、環境浄化活動の一環として、有害な図書やDVDなどの回収を目的とした白ポストを市内17カ所に設置しています。
三豊市「広報みとよ」の2020年12月号[PDF]より
とあり、同市内には17基もの白ポストが置かれていることがわかる。さすがは白ポスト王国香川県。
少し古い資料になるが、同じく「広報みとよ」の2014年7月号には、白ポストの回収状況が掲載されていた。参考までに引用させていただこう。
時代の流れとして、紙メディアの回収量が減っている。一方で、映像(ビデオ・DVD)の回収量が増えていることがわかる。
三豊市「広報みとよ」の2014年7月号[PDF]より
なお、三豊市「広報みとよ」の2014年7月号は、白ポスト本体と、有害図書回収に携わる方々が表紙を飾っており、必見と言える資料である。
2011年版と比較してみよう
詫間駅については、2011年にわたしも往訪したことあったので、その際の写真も改めてご紹介させていただく。11年前ということで、劣化が進んでおらず、外観がかなり綺麗だ。台座部分はブルーに塗られており、この点で現在(白色である)とは異なる。塗りなおしが行われていたのかもしれない。
続いて側面から見た図。背面下部の回収口が南京錠による外部施錠構造であることわかる。
最後にMさん撮影の2022年版と、2011年版との比較図である。経年による変化が伺える。
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