上越線の敷島駅へ
2022年夏の白ポスト探索行、沼田編、岩本編に続く三回目。岩本駅で一時間ほど、次の列車を待って次の目的地へ(11:07)。10分弱で目的地の敷島(しきしま)駅に到着する(11:16)。駅名標はセイタカアワダチソウに浸食されがち。
上越線の敷島駅は、群馬県の渋川市赤城町(旧赤城村地域)に立地する駅だ。
今回の痛恨事として、駅舎の写真を取り忘れてしまった。仕方がないのでホーム側から見た駅舎写真を掲載。
敷島駅の目の前には、名物の「赤城田舎まんじゅう」を販売している荒井商店があるのだが、折悪しく、お盆休み中でがっくし。期待してたのに!
気を取り直して、白ポストを探索。敷島駅の白ポストは駅舎向かって右側に設置されていた。
ストリートビュー的に見るとこんな感じね。
敷島駅の白ポスト
ということで、こちらが敷島駅の白ポストだ。ここ数回、関西圏の丸っこい白ポストばかりを紹介してきたので、こういうカクカクした白ポストを見ると、東日本圏だなと改めて思う。
幅広の直方体型の本体。直角に切れ込んだ庇部分のデザインが、とりわけシャープな印象を与えてくれる。
こちらは右から見た図。屋根部分は背面に向かって大きく傾斜している。前面傾斜にすると投函口の位置が低くなり、また屋根の出っ張りともあいまって投函しにくくなるのだろう。右側面には「悪書追放」の文字が確認できる。
さらに左から見た図。左側面には「有害ビデオ追放」とある。書籍とビデオの回収が、この白ポストの主たる回収対象であることがわかる。
この角度から見ると脚部の構造がわかりやすい。短い四本の脚が、設置部の二本の角材に溶接され、安定性を増している。
角度がなく撮影はできなかったが、回収口は背面にあるものと思われる。
渋川市内の白ポストは、これまでに渋川駅のものと、八木原駅のものをご紹介している。敷島駅の白ポストは、渋川駅のものと近似している。