鹿島線鹿島神宮駅のバスターミナルをチェック！
茨城県、鹿嶋市の白ポストを巡る旅の二回目。前回、鹿島線鹿島神宮駅編はこちらからどうぞ。
前回、存在が確実視されていた、鹿島神宮駅の白ポストを撮影するため、同駅を訪れてみたものの、構内で発見できず！仕方なく、駅前のバスターミナルに目をやってみると、見慣れた白ポストの影が！
そう、鹿島神宮駅には、駅構内だけでなく、バスターミナル上にも白ポストが設置されているのだ！
ストリートビューで見るとこんな感じ。この角度から見ると、駅舎と白ポストの位置関係が、判りやすいと思う。
鹿島神宮駅バスターミナルの白ポスト
さて、というわけで、ようやく鹿嶋市タイプの白ポストに対面することが出来た。鹿島神宮駅前。バスターミナル内に設置されている。
ベンチの間に置かれているので、嫌が応にでも目立つ立ち位置である。とにかく目立つので、「お父さんこれなあに？」と子供に聞かれた時には困惑させられることは間違いない。
まずはフロントビューから。本体は直方体構造で、角柱タイプの支柱を持つ。本体上部は半円型のドーム状になっている。
そして、何よりも強烈なインパクトを受けるのは屋根の上に乗ったサッカーボールであろう。
サッカーボール部分を拡大してみたのがこちら。
鹿嶋市は言うまでもなく、サッカーJリーグ、鹿島アントラーズの本拠地であり、サッカーの盛んな地域でもある。それ故のこのデザインなのだろう。しかし、郵便ポストなどで地域の名産物をあしらった意匠が施されることは時々あるものの、人目を忍んでナンボの白ポストにおいて、ここまで目立つオブジェが乗せられていることは極めて稀である。非常に珍しい症例と言えるだろう。
続いて右斜め前から。台座は鉄製で方形。根元でポッキリ折れてしまわないようにか、支柱の側面には補強用のプレートが溶接されている。
真横右から。これはカラスなのだろうか？そして加えているのは、ポストに投函すべき悪書なのだろうか。なかなかに謎めいたマスコットキャラクターである。
向かって右側面。回収口部分をアップにしてみたのがこちら。なんと、ダイアル錠による外部鍵構造となっているのだ。外部鍵なのは良いとしても、ダイアル錠とは大胆である。四桁のダイアルをひたすら合わせていけばいつかは空いてしまうではないか。
そして、後ろ側に回り込んで背面へ。こちらは特に表示はなし。至ってシンプルである。
左側面から。こちらもサッカー関連のデザインとして「イエローカード」がデザインされている。
これでひとまわり。最後は左斜め前から。向かって右奥には鹿島神宮駅も見えている。この白ポストは本当に駅の目の前に設置されているのだ。
駅構内からは撤去されたものの、バスターミナル上に設置されているのであれば、機能としては十分ということなのかもしれない。
茨城県鹿嶋市の白ポストを巡る旅は全三回。次回で最終回となる予定。しばしお待ちを。
