Mさんから画像を提供いただきました!
皆さまからの画像提供が頼りの当ブログ、本日はMさんよりご提供いただいた、JR西日本、宇野線宇野駅の白ポストをご紹介したい。Mさんありがとうございます!
登場するのは、JR西日本、宇野線宇野駅の白ポストだ。
宇野駅は岡山県玉野市に属している。白ポストの設置場所は、宇野駅舎に向かって左側。玉野警察署宇野駅前交番の右側に鎮座している。交番の隣なのでメッチャ投函しにくそう!
ストリートビューで見てみるとこんな感じ。右側にぐりぐり動かしていただくと、宇野駅舎が見えるはずだ。
宇野駅の白ポスト
さて、こちらが宇野駅の白ポストだ。直方体型で支柱は円筒タイプ。エッジの鋭い、触れると切れそうなほどカクカクしている白ポストだ。角に当たったら痛そう。回収口は左側面に設置されているようで、南京錠による外部施錠構造だ。
白ポストの「白」と書かれた部分、また、よく見ると「ポ」の半濁音部分には、切れ目の入ったステンシル書体が採用されている。
続いて右から見た図。白ポストは横書きなのに、雑誌、DVD、ビデオは縦書きなのが悩ましい。
2016年当時の宇野駅の白ポスト
Mさんからは2016年当時の写真も送って頂いている。併せてご紹介しよう。
あれ、ペイントが違う!?正面の白ポスト表記が2022年版では横書きだったものが、2016年版では縦書きになっている。2016年版ではステンシル書体も、全文字に適用されておりかなり雰囲気が違う。
続いて2016年版の右から見た図。側面の文字表記も変わっているではないか。
よく見てみると、各所に錆びが浮かんでおり、劣化が進んでいたものをリペイントして2022年版の外観となったのかもしれない。ちなみにMさんの情報では、2019年時点では、2016年撮影のものと外観は変わっていなかったとのこと。2019年以降に、現在の外観に改修されたのではないかと思われる。
2003年版とも比較してみる
ちなみに、この白ポストについては、わたし自身も2003年に撮影を行っている。詳細はこちら。
せっかくなので、宇野駅の白ポストについて、2003年版、2016年版、2022年版の白ポストを並べて比較してみよう。
ポスト表面の文字表記について、2003年版では達筆な手書き文字だったものが、2016年版からはステンシル書体に変わっている。が、2022年版ではステンシル書体は限定的な仕様に留まっている。
続いて右から見た比較図。側面の表記は、年代ごとにまちまちとなっている。ただ、白ポスト本体はぱっと見、同じものが使いまわされているように見える。定期的なメンテナンスを施しながら大事に使っているのであろう。
1977年の白ポストも発見!
ググっていたら、Cultural Japanのアーカイブ画像で玉野市デジタルアーカイブ所蔵、宇野駅の白ポスト画像(1977年)が掲載されていたので、リンクだけさせていただく。
現在とは全く異なる形状をしていたことが伺える。