常磐線の佐和駅へ!
2022年5月6日に行った、茨城県の白ポスト探索報告の三回目。これまでのお話は以下を参照のこと。
水郡線静駅、瓜連駅での探索を終え、水戸に戻ったわたしは、その後常磐線で北上。二駅先の佐和(さわ)駅で下車した。
佐和駅は、茨城県ひたちなか市に立地する常磐線の駅だ。
ホームの鉄柵越しに、さっそく白ポストを発見!
往訪時は、駅周辺の再開発工事が行われており、駅舎は仮設のものが稼働していた。
佐和駅の改修計画はこちら。2023年春ごろには新駅舎が完成とのこと。
つまり今回ご紹介する、佐和駅の仮説駅舎は期間限定の貴重な存在ということになる。駅舎向かって右側面に白ポストが確認できる。
佐和駅の白ポスト
ちなみに、佐和駅を往訪するのは2010年以来だから12年ぶりとなる。前回の往訪レポートはこちら。
それでは、12年ぶりに再会した、佐和駅の白ポストをご紹介しよう。
茨城県ではお馴染みの直方体型。支柱は太めの円筒スタイル。台座部分は方形である。ポップ書体で描かれた「白ポスト」の文字がインパクト大だ。支柱に絡まっているロープは固定用のものだろうか?
まずは右から見た図。天板部分は金属の一枚板で背面に向けて傾斜している。これも茨城県スタイルに共通の様式だ。
続いて左から。こちらの側面には悪書追放運動のスローガンが記されている。
悪書追放運動
読まない
見せない
売らない
良い子を育てる
合いことば
お次は背面図。回収口はこちらに設けられている。南京錠による外部施錠構造だ。
最後に上から見た図。
2010年版との比較
最後に佐和駅の白ポストが、12年でどう変化したか、比較写真をお届けてしておこう。左が2010年撮影、そして右が2022年撮影のものである。
おそらくポストの筐体そのものは同一。メンテナンスが行われ、リペイントが施されているのものと思われる。前面の「白ポスト」表記はその際に、新たに書き直されたものだろう。逆に側面の「悪書追放~」のスローガンはそのまま残されており、謎が残る部分と言える。書き直す手間を省いたのであろうか。
茨城県の白ポストはこちらも