藤枝市の白ポスト紹介始めるよ!
今さら感があるのだが、2018年に行った調査の結果をお届けしたいと思う。二年近くも放置していてゴメンなさい。かなり以前に告知したこちらの記事の続編である。
静岡県藤枝市、JR東海の藤枝駅に降り立ったのは2018年の11月のことである。藤枝を訪れるのは2001年以来なので17年ぶり。久しぶりに来てみると駅舎も新しくなっており、まるで別の駅になっていた。
到着したからには、さっそく白ポストの調査である。
こちらは駅の南側。奥に見えるのが2010年に開業した商業施設オーレ藤枝。前に来たときは当然なかった。南口は再開発が行われて、かなり外観が変わってしまった。白ポストは発見できず。
南北自由通路を通って、北口側へと向かう。
こちらが駅の北側。イマドキ風のガラス張りの綺麗な駅舎に様変わりしている。
ちなみに2001年当時の藤枝駅北口はこんな感じ(昔なので解像度低くてすまん)。全然違う!
なお、2018年の調査でも駅構内や出口付近には白ポストは確認できなかった。
藤枝市の白ポスト
駅周辺では存在を確認できなかった白ポストだが、それでは果たしてどこにあるのか?
その答えは藤枝市のホームページからある程度うかがい知ることが出来る。
白ポスト回収状況
地 区 名 瀬戸谷 稲 葉 葉 梨 広 幡 西益津 藤 枝 青 島 高 洲 大 洲 岡 部 合 計
本 ・ 雑 誌 10 72 43 166 7 8 733 130 119 14 1,302
DVD
ビ デ オ 等 8 107 28 212 25 26 868 161 497 12 1,937藤枝市HP 2018年度藤枝の教育[PDF] より
上記は藤枝市のHPに掲載されている「2018年藤枝市の教育」からの抜粋である。地区名しかわからないのだが、以下の10地区に白ポストが設置されていることがわかる。
- 瀬戸谷
- 稲葉
- 葉梨
- 広幡
- 西益津
- 藤枝
- 青島
- 高洲
- 大洲
- 岡部
この年の往訪では瀬戸谷、稲葉地区以外(時間切れで行けなかったのだ)はとりあえず見て回ることが出来たので、その結果を順次発表していく予定である。
駅西公園の白ポスト
さて、まず最初にお届けするのは、駅周辺の藤枝地区である。
藤枝駅北口を出て西側方面に300メートルほど進むと右手に見えてくるのが駅西公園である。南北50メートル×50メートル程度の敷地内の、南側に白ポストが設置されていた。位置的にはこんな感じ。マップの(1)が当該白ポストである。
で、画像はこちら。直方体スタイルの支柱を持たない自立構造型である。
こちらが右側面。奥行きの深さは正面の幅と同じ程度。正方形に近い。
「読まない」「売らない」「見せない」の3ないがペイントされ、インパクトを与えるデザインになっている。設置主体は藤枝市の青少年補導センター。
続いて左側面をやや上の角度から。屋根の構造は、スチールの一枚板をコの字型に折り曲げたシンプルなもの。投入口は折り返し部分が内部にあるが、雨水を防ぐような構造物は見受けられなかった。中は濡れ放題になっていそう。
続いて上からの図。天板はほぼフラット。地面に対して平行となっている。うーん、でも、気持ち、背面に傾いているかな?
最後に背面図。回収口はこちら側に設けられているのではないかと思われる。
少し引いた位置からもう一枚。奥に見える三角屋根の大きな建物は藤枝市の市民体育館である。
ストリートビューでもおさらいしておこう。ぐるぐる回していただくと、だいたいの位置関係がわかるはずである。
以上、藤枝市の白ポスト探索2018年の部。第一回目をお届けした。この時の調査では全10基中、7基まで発見しているので、残り6回分を適宜更新していく予定である。