全国の白ポストファンの皆さま、あけましておめでとうございます(←遅い)。ぼーっとしていたら、更新が遅れてしまった。本年もよろしくお願いいたします。
藤枝市の白ポスト探索最終回
さて、新春第一弾の更新は静岡県藤枝市、岡部支所の白ポストである。
藤枝市の白ポストについては2018年に現地調査を行っている。これまでは、駅西公園、青南町ふれあい広場前、スーパータカヤナギ前、高洲地区交流センター前、西益津地区交流センター前、横内地区の白ポストと六回にわたってご紹介してきた。
今回はその最終回となる。一年以上、続きを書いてませんでした。ごめんなさい(完全に忘れてた……)。
藤枝市の横内集落を抜け、県道81号を北に走り、国道1号の高架をくぐると岡部集落に入る。このあたりは2009年に隣接する藤枝市と合併するまでは、岡部町という独立した自治体だった。旧東海道における岡部宿に相当する地域である。
県道81号を直進するとやがて県道208号に変わる。そのまま進むと左手に藤枝市の岡部支所が見えてくる。かつての岡部町の町役場である。
白ポストがあるのは画面右手前にある、公衆トイレの脇あたり。ストリートビューで見るとこんな感じだ。植え込みの奥に白ポストが見えるはずだ。
藤枝市内の白ポスト配置を地図化したものがこちら。マップの(7)が当該白ポストである。
岡部支所の白ポスト
さて、こちらが岡部支所の白ポストだ。支柱を持たない自立構造。四角柱型のデザインは共通だが、細部はこれまでに見てきたものと少し異なる。屋根部分は一枚板を折り曲げて加工したもので、錆が多く劣化が進んでいることが伺える。ポスト本体も塗装の剥離が多数確認できる。
続いて右から見た図。右側面にはスローガンである、
- 読まない
- 売らない
- 見せない
の三文字が書かれている。設置主体は藤枝市の青少年歩道センターであることがわかる。
そして左から見た図。こちら側の塗装もかなり剥がれている。
最後に背面部分。回収口はポスト背面の下部に設けられている。南京錠による外部施錠タイプだ。背面に垂れ下がっている鍵フックは回収口を開けた際に固定するためのものだろう。
ということで、三年もかかってしまった藤枝市シリーズは、ひとまずこれでおしまい。藤枝市内には全部で10基の白ポストがあるようなのだが、今回は時間が無くて7基までしか発見できなかった。機会があればリベンジしたいところである。
藤枝市内の白ポストはこちら