今週のお題「2020年の抱負」に無理やり絡めてみる。
「2020年の抱負」はもちろん、各地の白ポストをひたすら紹介することである。最近更新ペースが落ち気味で(ごめんね)あるのは否めないが、目標としては週1回の更新をできる限り心掛けたいところである。白ポスト画像のストック的には、まだまだ余裕がある状況なのだ。
ではでは、昨年末からお届けしている、山梨県富士川町の白ポスト探索の続き。
最勝寺公民館の白ポスト
本日ご紹介するのは、最勝寺(さいしょうじ)公民館に設置されている白ポストである。以下のマップでは番号(1)に相当する。往訪は2019年11月。
最勝寺公民館はこちら。前回往訪した中条天神公民館と比べるとずいぶんと新しい。こちらはイマドキ風のモダンな公民館となっている。
ストリートビューで見てみるとこんな感じ。
あれ、まだ公民館が建ってない。このGoogleMapのデータは2015年当時のもののようなので、当時は未だ建造されていなかったのであろう。おそらくは中条天神公民館と同様のクラシカル公民館がこの場所にはあったのだが、取り壊しの上で新築されたものと思われる。
では、気を取り直して、最勝寺公民館に近づいてみよう。白ポストは公民館の入り口向かって右手奥に設置されている。
もう少し寄ってみるとこんな感じ。
最大限近寄って撮影したのがこちらの画像。
中条天神公民館に設置されていたものと比べるとずいぶんと縦に細長い形状である。
白ポスト本体の素材は木製で、補強のためであろうフレーム部分には金属が用いられている。このあたりの基本構造は中条天神公民館と同様である。
こちら側面図(手前の柵にピントが合ってしまって、肝心の本体がピンぼけしてるけど)。背面部分に鍵のようなものが確認でき、回収口はこちら側にあるのかもしれない。
と、思ってあらためて正面から見てみると、屋根部分に蝶番のような構造物が見て取れる。なんと、これはとても珍しい、屋根部分が前面に開口して回収口となるデザインなのだ。
富士川町では、町独自の取り組みとして白ポストを設置しているため、通常の山梨県タイプの白ポストとはデザインが全く異なる。これまでに二か所の、富士川町オリジナルタイプの白ポストを確認したが、そのデザインは微妙に異なっていた。
ひょっとしたら、富士川町の白ポストはベースとなる共通点(色が白い、素材が木製、金属フレームの使用)さえ満たされていれば、細かな造作の違いは許容されている可能性がある。それぞれの設置個所に特化した最適化がなされているのかもしれない。
この点、この後の探索でサンプル数を増やしていくので、後日結果は改めお知らせしたい。