コミュニティ大椚へ
山梨県富士川町の白ポストを探す旅も今回で八回目。本日はコミュニティ大椚(おおくぬぎ)編である。
以下のマップでは(9)に相当する。
先日往訪した長沢下宿集会場から、東へ200メートルほど進むとコミュニティ大椚である。ずいぶん近接しているが、長沢下宿集会場に比べると規模が大きい。使用目的が違うのであろう。
こちらがコミュニティ大椚である。入口向かって右手に白ポストが確認できる。
コミュニティ大椚の白ポスト
さて、こちらがコミュニティ大椚の白ポストである。直方体タイプで支柱を持たない自立構造を持つ。当ブログをいつも見ていただいている方(いるのかな?)はお気づきかと思うが、これは山梨県タイプの白ポストなのだ!つまり、これまで見てきた富士川町独自の白ポストとはデザインが全く異なるのである。
右から見た図。こちらは右側面から。回収口はこちら側についている。南京錠による外部施錠タイプである。
こちらは近寄って上から見て見た図。灰皿と白ポストがセットで配置されているのは、富士川町独自の慣習と言える。
山梨県タイプと富士川町タイプを比較してみよう
ここで、これまで見てきた富士川町オリジナルタイプと、今回のコミュニティ大椚で発見した従来の山梨県標準タイプとを並べて比較してみよう。
以下の比較画像をご覧いただきたい。なお、富士川町オリジナルタイプは、大久保公民館の白ポストを参考例としている。
全くデザインが異なるのがお判りいただけただろうか。山梨県内の白ポストは一部の例外を除いて、全て左側の山梨県標準タイプである。右側の富士川町タイプは、この町オリジナルの非常に珍しい仕様なのである。