狛江市の白ポストの位置関係を確認
やるやる詐欺になっていたが、今回調査した狛江市の白ポスト設置状況を改めてご報告しよう。
以下が、狛江市の白ポストの設置箇所である。かつては8基が稼働していたが、現在は1基が撤去され、現役は7基である。
(1)小田急バス狛江営業所前 ※撤去
(2)狛江市役所前
(3)慶岸寺前
(4)小田急線狛江駅南口
(5)いなげや狛江東野川店前
(6)小田急線和泉多摩川駅前
(7)小田急線狛江駅北口
(8)小田急線喜多見駅付近
まずは位置関係のおさらいから。
番号は紹介順と一致させてある。青い数字は現在非稼働。赤い数字が現役稼働中の白ポストとなる。
まずは省スペースタイプの「三角柱型」から
狛江市の白ポストは2つの形状が存在する。
コンパクトサイズの「三角柱型」はバスの停留所や、公共施設前等の比較的スペースの限られた場所に設置されていて、収容量は少な目。背丈も低く細身のシルエット。全国的に見ても三角柱という構造は極めて珍しい白ポストと思われる。
かつては5箇所での稼働を確認していたが、2017年の調査で「小田急バス狛江営業所前」の白ポストの撤去が明らかとなっており、現在は4基が稼働中である。
(1)小田急バス狛江営業所前
存在しない。
かつて、小田急バスの狛江営業所前停留所(都営狛江アパート側)に設置されていたが、2017年に撤去が確認された。
2018年10月に再度調査を行ったが、残されているのは三角形型の設置痕のみであった。
ありし日の姿はこちらでご確認いただきたい。
(2)狛江市役所前
現在も元気に稼働中である。市役所前バス停に設置されている。
前回(2003年と2017年)の往訪記録はこちらから)。
(3)慶岸寺前
稼働中。狛江市岩戸北地区、浄土宗寺院慶岸寺の門前に設置されている。世田谷通り、二の橋交差点そば。少し傾いているところがチャームポイントである。
前回(2003年と2017年)の往訪記録はこちらから。
(4)小田急線狛江駅南口
2018年の調査で新たに発見された白ポストである。
小田急線、狛江駅南口のauショップ前にて現役稼働中である。
一流さんに教えて頂き発見!情報ありがとうございました。詳細な往訪レポートはこちらを参照のこと。
(5)いなげや狛江東野川店前
2018年の調査で新たに発見された白ポストである。
狛江市北部、スーパーいなげや狛江東野川店前にて稼働を確認。小田急バスの覚東(がくとう)停留所が最寄となる。
詳細な往訪レポートはこちらをご覧いただきたい。
続いて大型大容量タイプの「六角柱型」
省スペースタイプの三角柱型とは対照的なのがこちら、大容量を誇る六角柱型である。基本カラーはグリーン。主に小田急線駅及び、その近郊に設置され、これまでに3基が確認されている。
(6)小田急線和泉多摩川駅前
小田急線、和泉多摩川駅の北口に郵政赤ポストと並んで設置。
こちらも健在。外観は塗りなおされているようで、しっかりと管理がされているようである。
これまでの往訪レポートはこちらから。
(7)小田急線狛江駅北口
小田急線、狛江駅の北口にて活躍中。タクシー乗り場前、電話ボックスの横に手確認できる。設置箇所的に、もっとも狛江市民の眼に多く触れる白ポストと言えよう。その分、劣化も激しく、凹みやキズ、落書きや貼り紙などのいたずらに遭いやすい物件でもある。
前回の往訪記録はこちらから。
(8)小田急線喜多見駅付近
こちらも現役稼働中。何故かホワイトとグリーンのツートンカラーに塗り替えられているのが謎な物件である。
小田急線喜多見駅「付近」としたのには理由がある。喜多見駅そのものはお隣の世田谷区に位置しており、狛江市の白ポストを設置するわけにはいかない。そのため、喜多見駅にギリギリ近づける、狛江市-世田谷区の境界部分にこのポストは置かれているのである。
このポストに関しての詳細はこちらの記事をご確認いただきたい。
狛江市の白ポストまとめ
ということで、十年来の懸案であった狛江市の白ポストについて、いちおうその全貌を明らかにすることが出来た。ここでもう一度、配置図を見てみよう。
改めて配置を確認してみると、狛江市の市域に万遍なく設置されていることが良くわかる。気がかりなのは(1)の狛江営業所前の白ポストが無くなったことで、市の西部が空白地帯となってしまったことであろうか。
実は、他の場所に場所が変わっているだけかもしれない。そんな不安も心をよぎるので、今後も時々は確認に赴きたいと考えている。
以上、延々と引っ張ってしまったが、これにて狛江市編は完結である。お待たせしてゴメンナサイ。ここまでお読みいただきありがとうございました。感謝!