白ポスト写真館

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関東鉄道常総線新取手駅の白ポスト

取手市白ポスト

本日ご紹介するのは茨城県取手市関東鉄道常総線新取手駅白ポストだ。JR常磐線取手駅から、関東鉄道常総線に乗り換えて三駅目が新取手駅国道294号線沿い、60年代に造成された住宅地「新取手」地区最寄の駅である。往訪は2010年3月。

駅舎を出て右手側、郵政赤ポストのお隣にその姿を発見することが出来た。水戸市や、ひたちなか市タイプと同様に、茨城県ではおなじみの直方体型の白ポストである。角形の支柱が支え、円形の台座を持つ。天板は薄い金属の一枚板で、これも茨城県ではよく見かける形状である。

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新取手駅白ポスト

続いて左から見た図。経年劣化による赤錆びが各所に浮き出ていて、なかなかに痛々しい外観である。

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左から見た図

そして右から見た図がこちら。郵政赤ポストとの位置関係がよくわかる一枚だ。隣接して置かれているが、決して目線を合わせない。白ポストと郵政赤ポストの関係性をよく表している一枚と言える。

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右から見た図

最後に後ろから見た図。回収口が背面に設けられており、南京錠で施錠されているのが確認できる。外部鍵構造である。

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背面図

いまはもう存在しない新取手駅白ポスト

改めて少し引いた視点からもう一枚。だいたいの位置関係が判るだろうか。

左手に見える花壇中央に位置している女性像は取手市長賞受賞作品の「the beauty」。静かに白ポストを見つめていた(投函しにくい)。この像は取手市内にある東京芸術大学取手校開校を記念して、同大の卒業・修了作品の中から、優秀な作品2作品に授与しいているものの一つだ。

ちなみに駅舎中央上部に見えるの目玉のような物体はフクロウを模している。こちらは取手市の鳥がフクロウであることに由来するらしい。新取手駅は各所にフクロウの意匠が用いられている。

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新取手駅舎と白ポスト

そしてストリートビューでの確認(本稿エントリ時のGoogleデータは2017年)なのだが、なんと白ポストが見当たらないのである。

気になっていくつか、他の方の撮影例を探してみたところ、2010年7月の撮影で、既に白ポストが映り込んでいない駅舎画像を発見した。つまり新取手駅白ポストは2010年の3月~7月の間に撤去、もしくは移動されてしまったのである。

現在の取手市のHPを見る限りでは、白ポストに関する情報は掲出されておらず、市内の白ポストがどうなったのかは不明である。なお、筆者のストック分として、取手市内の西取手駅寺原駅で同形の白ポストを発見しているのでいずれご紹介出来ればと考えている。