とらべるじゃーな!さんからまたしても画像提供!
とらべるじゃーな!さんから甲府駅の白ポスト画像をご提供頂いたのでご紹介したい。撮影は2018年7月とのこと。いつもありがとうございます。更新遅くなってゴメンナサイ。
甲府駅の白ポストに関して、当Blogでは2005年時に往訪した際のエントリを残しているが、それから13年の歳月を経て、この白ポストはどのようになっているのだろうか?ご提供いただいた写真を元に読み解いていきたい。
甲府駅の白ポストは身延線のホーム上に
新宿方面から中央本線に乗って甲府駅に到着すると、通常は1番線に降り立つことになる。ホームに降り立つと目に入るのが、こちらの「かふふ驛煉瓦ひろば」。これは甲府駅の1番線に、2006年に開設された甲府駅の新名所[PDF]で、創設当初の名残を伝えるもの。
白ポストは身延線のホーム上にあるって書いてあるのに、1番線の話なの?というツッコミもあるかもしれないが、ここで1番ホームを新宿側に向かって歩いてみて頂きたい。
するとどうだろう、なんといつの間にか身延線のホーム(4・5番線)になってしまうのである。これは1番線ホームの末端を切り欠いて身延線用として運用しているためなのである。詳しいホーム配置図はJRのHPでご確認いただきたい。
左側の1番線には中央本線の特急と思しき列車が止まっているが、右側の4番線には身延線の列車が入線しているのが見て取れる。甲府駅の白ポストは、1番線ホームからは離されており、身延線ホームの4番線と5番線の間に設置されている。いつ見ても不思議なポジショニングである。
駅の入口や、乗降客数の多い中央本線のホーム上でなく、あえて乗降客数が相対的に少ないと思われる身延線のホーム上に設置しているのである。何度も書いているけれど、白ポストを置きたいけれど、目立つところ(観光客の目に触れる場所)には置きたくないという設置者側の思惑を感じてしまうのだが、気にし過ぎだろうか。
甲府駅の白ポスト
そしてお待ちかね、甲府駅の白ポストのご紹介である。直方体型の支柱なしの自立構造はお馴染みの山梨県タイプである。回収口は向かって右側に設けられている。
前回往訪時は各所にキズや錆びが浮かび、かなり傷んでいるようであったが、明らかに綺麗になっており、定期的なメンテナンスが行われていることが伺える。
そして背面図。甲府駅の白ポストの特筆すべき点の一つとして、ホーム上に置かれているために背面が全て見えていることである。通常、ポスト背面は壁面に接しており、人目に触れることはないので、これはかなり珍しい事例と言える。そのためか、甲府駅の白ポストは背面にも文字がペイントされており、身延線を降車して駅出口に向かう人々からもその存在が視認しやすくなっているのである。
反対側の上りホームから撮っていただいたのがこちら。 より位置関係がわかりやすくなるのではないだろうか。
写真の出来がまるで違う……
2005年往訪時のエントリと比較して、痛感するのが写真の出来が雲泥の差だということ(哀しみ)。送っていただいた中で、特にお気に入りなのがこちらの一枚。「白ポストのある風景」という感じが絶妙に醸し出されていて良い風情なのである。もう少し撮影の勉強しようかな。。。
ということで、以上、写真提供はとらべるじゃーな!さんなのでした。今回も感謝。
とらべるじゃーな!さんところの最新の記事はこちら。日本海沿岸を旅していると、出雲崎のようなどっしりとした黒瓦の家屋が密集した湊町をいくつも見かけることがあって気になっていた。個人的に、江戸時代が最盛期でした系の湊町(那珂湊とか酒田とか鞆とか牛窓みたいな)が大好きなので、こういう町は大好物だったり。
コンデジについての記事もためになる。