徳島県藍住町の白ポスト
那須塩原市の白ポストを紹介している途中だが、例によって脱線して、過去にご提供いただいた白ポスト画像をご紹介したい。本日はまたしてもyadoさんより送っていただいた白ポスト写真である。2008年撮影。
今回お届けするのは徳島県板野郡藍住町、JR四国の高徳線勝端駅の白ポスト。勝瑞は「しょうずい」と読む。これは知らないとなかなか読めない駅名だと思う。青空の下にたたずむ白ポスト、宿敵?の郵政赤ポストと並んで立っているところがご愛嬌である。実に美しい一枚である。
勝瑞駅の白ポストはこんな感じ
接近して撮っていただいたのがこちらの一枚。
四国に多い円柱型タイプで、かなり細身である。少なくとも前面には「白ポスト」の表記は無く、判る人には判るんだからあえて名乗らない!的な大人の配慮を感じる。察しと思いやりの世界である。回収用の取り出し口は前面にあり、南京錠で施錠されているようだ。
ちなみに、郵政赤ポストと隣接して置かれているのが微笑ましいと思ったのだが、よく見ると郵政赤ポストは右にそっぽを向いており、両者の微妙な関係性が伺える配置となっている。誤って投函してしまった!なんて悲劇を少しでも防ぎたい意図があるのだろうか。
ストリートビューでおさらい
いつもの締め。最後にストリートビューで、最近の状況を確認してみよう。
って、ガーン、白ポストが後ろに下げられているではないか!両雄並び立たず。やはり身分の差を思い知れということなのか、誤投函があまりに多かったのか、9年の歳月の間に何があったのか??
白ポスト愛好家としては、一抹の寂しさを感じずにはいられないが、本来の役割を考えれば、これが実際のところ分相応というべき立ち位置であるのかもしれない。