那須塩原市三つ目の白ポストを探して
↑の那須塩原市編の続き。黒磯、那須塩原と宇都宮線(東北本線)を乗り継いで、更に上り方面にひと駅、西那須野駅に到着する。いちおう念のためにまずは西口側から。宇都宮線は那須塩原市の東の縁を走り抜けており、この駅もどちらかと言うと栄えているのは西口の方である。東側にあと数キロ歩けば大田原市に入るので、どうしても西側の方が立派な造りになってしまうのだろう。
正面の高架は東北新幹線で、宇都宮線はその奥の地上部分に線路が敷設されている。西口駅前はペデストリアンデッキになっておりバス乗り場に直結している。とりあえず探してみたが白ポストは発見できなかった。
結局、今回も東口へ
ということで駅舎に戻って、東西連絡通路を抜けて東側へ移動する。那須塩原市の白ポスト設置箇所は、見事なまでに同じ配置法則である。表玄関と思われる西口側にはなく、揃いも揃って東口側に置かれているのだ。
そして、もはやお馴染みのパターンだが、連絡通路から東口側の階段を下りていくと白ポストが見えてくる。これが那須塩原市、3基目の白ポストである。
西那須野駅の白ポスト
で、こちらが西那須野駅の白ポストである。黒磯、那須塩原と見てきたが、タイプ的には同様である。横長の直方体タイプで、細長い投函口がポスト上部に設けられている。大きく異なるのは内蔵鍵ではなく南京錠を用いていることだろうか。
三駅の白ポストは形状が酷似しており、この駅の白ポストだけ構造が異なるとは考えにくいため、当初は内蔵鍵であったが、なんらかの理由で壊れてしまい、現在は外部鍵になったのではないかと推測しておこう。
よくある光景だが、この駅の白ポストも郵政赤ポストと並べて置かれている。誤投函は発生しないのだろうか。いつもながら心配になってくる。
引いた視点とストリートビューでおさらい
では、少し引いた位置からロケーションを確認してみよう。白と赤の取り合わせがなんともキュートである。ずんぐりとした那須塩原市タイプの横長の白ポストと、縦長でスリムな郵政赤ポストとの対比もいい感じ。この微妙な距離感が堪らないのである。
ちなみに、なぜか白ポストは駅舎出口の屋根がギリギリある場所に置かれているが、赤い方が野ざらしである。この扱いの差はなんなのだろうか……。
最後にストリートビューでもチェック。少し見にくいが、奥の方に設置が確認できると思う。
以上、那須塩原市、3基目の白ポスト、西那須野版をお届けした。続いては、10月の探索の成果その2として、小山市の白ポスト編に移行する予定だが、那須塩原市のまとめ記事も年内にやる予定(たぶん)。10月の探索はさらにその3の佐野市編もあるので、出来ればここまでは今月中に更新してしまいたいところ。