水戸市、最後の白ポストへ
だらだら続いてきたこの不毛な旅もようやく大ラス。9つある水戸市の白ポスト、全てを巡る行程もこれで最後である。若宮団地入口バス停より、再び茨城交通のバスに乗車(14:02)。30分程度の道のりを再び水戸駅に戻る(14:32)。目指す目的地は「桜川1丁目水戸駅南口東棟自転車駐車場脇」だ。到着したバス乗り場は水戸駅の北口なので、ペデストリアンデッキに上がり、南北横断通路を超えて南口側に移動する。
こんな記事も出ているくらいで、衰退著しい水戸駅周辺だが、
せめて駅の直下だけは発展させようと思ったのか、南口側の再開発がこの十年ほどで非常に目覚ましいことになっている。北口側にあった駅ビルエクセルの南館やシネコンのユナイテッド・シネマ水戸、そしてヤマダ電機跡地に出来た新しい商業施設水戸オーパ(写真中央)等々、このあたりだけは県庁所在地に相応しい賑わいが残っているのだ。
お目当ての物件は南口を出て、ペデストリアンデッキ上を直進し、左手の階段を下りると視界に入ってくる。写真右手に見える建物は水戸市の駐輪場である。駅からは200メートル程度、歩いて数分の距離で「駅設置」の白ポストとするには、やや遠すぎる気もするが、「内陸部」の白ポストと断ずるのも躊躇う微妙な距離感である。
水戸駅南口の白ポスト
直方体の本体に四角い支柱、台座は丸い。そして文字フォントはゴシック体であり、水戸市ならではのカクカクとした直線的なフォルムはもはやお馴染みの外観である。
右側面に落書きされた「一個人」がとても気になる。これはいったい何の意味あるのだろうか。
水戸駅の南口側に向かって撮ったのがこちらの一枚。駅ビルのエクセル南館との位置関係がわかりやすいかと思う。駅には直接接しておらず、道路一本挟んだ向こう側に白ポストは置かれている。
最後にストリートビューでも確認してみよう。あれ、ポストの向きが違ってる!こちらも2017年撮影のデータのようだが、水戸市の白ポストは地面に固定されているわけでは荷ので、回収の度に向いている方向が変わる、などといった事が発生しているのだろうか。
水戸市の白ポスト9基をコンプリート
ということで結局すべて紹介するの一か月以上かかってしまったが、水戸市の9つの白ポストの紹介がこれで完了した。内原駅到着(10:47)から、こちらの水戸駅南口まで(14:02)まで、3時間半足らずで9つ全てを回ることが出来た。我ながら完璧なスケジューリングである(笑)。以上、撮影は全て2017年8月のもの。
予定よりも早く終わったので、この後はひたちなか市阿字ヶ浦駅の白ポスト撮影に向かうのだが、それはまた別の機会にお届けできればと思う。
ちなみに水戸市の白ポストについてはまとめ記事を別途書くつもり、そして今回の9つに加えて、幻の10基目を紹介する謎の番外編も予定しているのでお楽しみに(している人いるのかな)。