黄色いくちばしを持つ白ポスト3基目
JR四国徳島線学(がく)駅の白ポスト。吉野川市の「少年を守るポスト」三度登場である。画像は2008年にyadoさんが撮影されたもの。
円柱型の本体。庇部分と台座にイエローカラーが配されたおしゃれなカラーリングの白ポストである。設置された当時はコントラストが効いて、かなりハイカラな見栄えだったのではないだろうか。ややうつむき加減なあたりが個人的な評価ポイントである。そこはかとなく哀愁が漂う。
学駅との位置関係は
少し引いた視点から、駅全体を捉えて撮っていただいているのがこの一枚。駅舎入口向かって、やや右手に設置されている。
学駅の駅舎は切妻屋根に櫓が乗った、瀟洒な造りなのだが、駅名のせいもあってか、どことなく昔ながらの木造校舎のように見えてくる。そう捉えると白ポストは、校舎の前で立たされている中坊のようではないか(強引にたとえる)。
最後はストリートビューで締め。本エントリ執筆時点では2014年のデータだが、健在であることがわかる。かつてはうつむき加減だったのが、逆に後方に反り気味の姿勢になっており、白ポストの成長ぶりが伺える。たくさん投函してもらって大人になったのだろうか(笑)。
ただやはり経年劣化は進んでいて、庇部分のイエローがほとんど判別出来ないほどに退色してしまっているのが残念。黄色は色褪せしやすいので、そろそろ塗り直しをして欲しいところである。
※2018/6/16追記
黄色くなくなってる!
「少年を守るポスト」あらため「白いポスト」な学駅の白ポスト。 pic.twitter.com/ejlAHPiIDA
— 三瀬屋慈朗 (@sazarest) May 27, 2018
Twitterにて確認。なんとくちばしの黄色い部分が真っ白に!名称も「白いポスト」となっており、新たなステージへ移行した模様。大人になったということなのか!