謎のポストを発見??
先日謎のポスト型の構造物を発見したのでご紹介したい。物件はこちらである。撮影は2020年3月。
ま、まさかこんな場所に白ポストか!と、にわかに色めき立ったものの、白ポストではない様子。
場所は東京都練馬区の光が丘。ストリートビューで見るとこのあたり。光が丘福祉園バス停の目の前あたりである。
直方体構造で、金属製。スチール系の素材だろうか。相当な年代ものである。台座はコンクリート製。投函口周辺はかなり錆びている。内部を覗いてみたがゴミしか入っていなかった。かつては何らかのポスト的な設備であったのかもしれないが、現在はゴミ箱としてしか機能していないように見える。
ポスト本体全体には、かなり雑に上からペンキで塗られたような痕跡がある。現役で稼働しているようには思えないが、だとしたら何故撤去されないのだろうか?
続いて右から見た図。右側面は前面に開口するようになっており、内容物が取り出せるようになっている。南京錠による外部施錠タイプである。
こちらは背面図。経年劣化しているのだろうが、後ろ側はさらに塗りが雑である。
郵便受なのか??
少し画像加工して色を見やすくしてみた。なんと、塗られたペンキの下から文字が浮き出て見えるではないか!
よくよく見てみると正面中央に
郵便受
左端に
東京都光が丘公園
管理事務所
とある。えー?郵便ポストなのか??
しかし、公園の管理事務所が郵便ポストを管理するのはどう考えてもおかしい。
ここで仮説を一つ。
郵便「受」とあるからには、これは差し出し用ではなく、受け取るためのポストなのではないだろうか?こんな巨大な受け取り用ポストを一体誰が?とも思うのだが、光が丘は練馬区でも有数の団地街である。
実は、ここでいったん団地住民の郵便物をすべて受けてから、管理事務所が、個々の住民に再配送していたのではないか?
って、かなり苦しい仮説である。
全く謎は解けていないのだが、比較的近い距離にあるポストなので、時間があれば再訪して再度調査を行いたい。