長沢下宿集会場へ
ご提供いただいた画像の紹介が続いたので中断してしまったが、山梨県富士川町の白ポストの紹介を続けよう。本日登場するのは長沢下宿集会場の白ポストである。
以下のマップでは(8)に相当する。
先日往訪した長沢公民館から、県道42号(富士川街道)を1キロほど南下して、左に入ったところである。目印になるものがなく、土地勘がないと、わかりにくいかもしれない。わたしは少し迷ってしまった。
こちらは、富士川街道側から長沢下宿集会場を見たもの。
そして、こちらが長沢下宿集会場である。民家のように見えるが、長沢下宿地域の集会場としての機能を持っている。
白ポストの設置個所は、集会所入り口に向かって右手側である。長沢下宿集会場の建物は、どうみても一般家屋にように見えてしまうので、ふつうの家に白ポストが設置されているように見える(笑)。
ストリートビューで見てみるとこんな感じ
長沢下宿集会場の白ポスト
では、白ポストを細かに見ていこう。まずは正面図。思いっきり傾いているが、設置スペースが狭いゆえに、足場が十分に取れないのであろう。立ち位置的に、ドア開閉の妨げにもなりそうである。
左から見た図がこちら。直方体構造だが、屋根部分は後ろに大きく傾斜している。本体は木製だが、脚部はスチール製である。
続いて右側面から。屋根部分の手前には、蝶番の存在が確認できる。これは富士川町の白ポスト独自のギミックで、屋根が前面に開口する特殊な構造なのである。回収口がこの箇所に設けられているのは極めて珍しい。
そして後ろから。開口する屋根部分を南京錠で施錠している。
あれ、この白ポスト、よく見ると施錠されてないのでは?などと突っ込んではダメである。
最後に投函口周辺を拡大した写真を一枚。蝶番の構造がわかりやすい。
山梨県富士川町の白ポスト紹介、昨年末から始めたのにまだ終わらない。それだけ数が多いということのだが、あともう少しだけ続く予定。