高崎シリーズを再開するよ
8月の富岡市シリーズも撮影した白ポストの紹介が終わっていないのだが、なんと7月に撮影した高崎の白ポスト群についても紹介が終わっていない。週1~2回更新のペースだと全然追いつかないね。先々週の藤枝市のレポートが書けるのは来年になるかも(弱気)。
まず位置関係の確認から。こちらが高崎市内の白ポスト配置図である。詳細はこちらを参照のこと。高崎市には16基もの白ポストが存在するが、本日ご紹介するのは新町支所に設置されているものである。マップ上では11番の位置に該当する。
JR新町駅は高崎線の駅で、東京から来た場合、あと二駅ほど進むと高崎駅である。
新町という名前から、新しい地域のように思いがちだが、もともとは中山道の宿場町、新町宿に由来する。2006年に高崎市と合併するまでは、群馬県多野郡新町であり、独立した自治体であった。
新町支所を目指す
高崎市の白ポスト設置箇所は、大別すると駅設置か、公共施設設置のいずれかに分類することが出来る。新町地区の白ポストは後者に属する。駅には置かれておらず、高崎市の行政施設である、新町支所に設置されているのである。
JR新町駅から、新町支所までは距離にして1キロ程度。10分少々歩くと到着である。ずいぶん立派な建物だが、合併前の新町役場なのであろう。区画内には保健センターや、消防署、体育館までそろっている
お目当ての白ポストは、支所に向かって左側に置かれていた。こちらの写真が遠景図。遠すぎて、ちょっとわからないかもしれないが、よく探してみて頂きたい。
もう少し寄ってみたのがこちらの一枚。トンガリ頭の高崎市型白ポストがお出迎えである。
新町支所の白ポスト
では、改めて新町支所の白ポストの実態に迫ってみよう。
円柱型で支柱を持たない自立タイプであり、円錐型の屋根を持つ。投函口と回収口には庇状の構造物が見て取れる。
続いて左から見た図。背面にある掲示コーナーの支柱にロープで固定されていることが確認できる。高崎型の白ポストはかなり巨大なのだが、それでも盗難の危険があるのだろうか。
そして右からも一枚。回収口は前面取り出しタイプで、南京錠による外部鍵構造となっている。
最後に後ろから見た図がこちら。ロープでつながれている姿に、そこはかとない哀切を感じる。このロープは盗難避け以外にも、転倒防止の意味合いもあるのかもしれない。
最後にストリートビューでおさらい。だいたいの位置関係がこれでつかめるはずである。