南彦根駅へ!久しぶりの彦根市タイプ
本日もポメ兄さんご提供の白ポストをご紹介したい。JR西日本、東海道本線南彦根駅の白ポストである。自治体的には滋賀県彦根市の白ポストだ。撮影は2023年1月とのこと。ポメ兄さん、今回もありがとうございます!!
彦根市の白ポストといえば、円筒横倒しタイプの特異な形状で知られている物件である。まずは、名状しがたい、この特殊な形状を堪能していただきたい。
世の中に円筒型白ポストは数あれど、いずれも縦型の白ポストだった。しかし彦根市の白ポストは、円筒型の筐体を大胆にも横倒しにして使っているのだ。これはなかなかに珍しい。
円筒型の白ポスト本体からは、細い二本の支柱が垂直に伸びている。投函口部分は、側面の外周部が内側に食い込む構造となっている。なかなかできない発想であり、設計者のデザインセンスの高さがうかがえる工夫と言える。
ストリートビューで見てみるとこんな感じ。台座部分はコンクリート製であることがわかる。視点を引いて、見ていただくとわかると思うが、駅舎向かって左側の階段下に、この白ポストは設置されている。
東側にも白ポストがあった
ストリートビューで駅の反対側に回り込んでみたところ、東口側にも白ポストが発見できた。こちらは駅舎向かって右側。形状的には西口にあるものとほとんど変わらない。
彦根市内には白ポストが13基?9基?
彦根市HP掲載の、2015(平成27)年度版 「市政概要」福祉保健によると、彦根市内の白ポスト設置状況は以下の通り。
(8) 白ポスト JR・近江鉄道の 10 駅 13 か所に白ポストを設け、有害図書を回収・分別(月 1回)
彦根市内のJR、近江鉄道の 10 駅 13 か所に設置とある。
一方、滋賀県HPの2023(令和5)年資料「4 青少年保護育成巡回活動、環境浄化活動等」ではこのような記載があった。
彦根市 白ポスト回収
11月17日(木)
市内5駅9箇所の白ポストを回り
有害図書を回収。
あれ、減ってる?資料に8年の時間差があるので、時間経過と共に白ポストの数が削減されたのかもしれない。
いずれの資料でも、正確な設置個所は明示されていない。当ブログでは以前に、彦根駅と、近江鉄道高宮駅の物件を過去にご紹介している。
このほかにも、まだ多数の白ポストが彦根市内では稼働していることになる。
同一タイプの白ポストならこちらも