高野口駅の白ポスト画像を送って頂きました!
本日は、Nさんより、和歌山線高野口(こうやぐち)駅の白ポスト画像をご提供いただきました。Nさんありがとうございます!本ブログで、和歌山県の白ポストをご紹介するのは初めて。関西地域へはなかなか足を延ばせないのでホントにありがたい。
高野口駅は、自治体的には和歌山県橋本市に位置する。所在地は和歌山県橋本市高野口町名倉。この地は2006年に隣接する橋本市と合併するまでは高野口町という、独立した自治体だった。
こちらが、高野口駅の駅舎。明治時代の建築らしく、メッチャ雰囲気あって格好いい!
白ポストは改札向かって右側、ホーム上に設置されている。
高野口駅の白ポスト
こちらが高野口駅の白ポスト。その名も「やぎの箱」である。山羊は紙を食べてくれるからという意味合いなのだろうが、なんという強烈なネーミング。
ポスト正面には「有害ビデオ追放運動」、側面には「有害ビデオ追放箱」とあり、AVビデオの回収が主目的であることが伺える。
って、ビデオテープだったら、山羊は食べないのでは……。
管理団体は「高野口町健全育成会」「高野口町青少年センター」とあり、橋本市に合併される以前の、高野口町時代のものであることがわかる。
続いて右から見た図。側面に描かれた山羊のイラストが愛らしい。盗難避けだろうか、白ポストは鎖で駅舎に固定されている。高野口駅は2022年から無人駅となっているので、こうした対策も必要なのだろう。
山羊の姿を象っているせいか、白ポスト本体は上部が前面に突き出した独特の形状をしている。この滑らかな曲面加工はなかなか難しいのではないか?
少し遠い位置から撮っていただいた写真。お隣の切符回収箱との対比がイイ!
ストリートビューで見てみるとこんな感じ。ホーム上にはカメラが入っていなかったので、駅舎の反対側に回り込んでみた。
まだある「やぎの箱」!
橋本市内には他にも「やぎの箱」が設置されている。
まずは南海高野線紀伊清水駅。駅舎向かって左側、内側の壁に沿って白ポストの存在が確認できる。
また、橋本市ではないが、お隣の三重県松坂市にも「やぎの箱」が存在する。こちらは松阪駅前のもの。高野口のものと比べると、カクカクした山羊である。錆が酷いが、健在ではあるようだ。
なお、今はもうない物件だが、かつての大阪駅には「ひつじ型」のゴミ箱(白ポストではない)が存在していたので、いちおうご紹介しておく。