狛江市の白ポストは2タイプ
東京都狛江市の白ポストが、駅設置の大容量型の六角柱緑ポストと、省スペース型の三角白ポストの二種に分かれていることは昨年述べた。
先日、小田急バスの狛江営業所前を通ったところ、かつては存在していた白ポストが撤去されていることを確認した。おお、なんということであろうか。貴重な都内の白ポストがまた一つ消えてしまったのである。
ありし日の狛江営業所前の白ポスト
まずは、健在時の状態を確認してみよう。こちらは2003年撮影。
小田急バスの狛江営業所、都営狛江アパート側のバス停にて確認したものである。お隣には新聞紙の自動販売機。ポスト上部には廃棄されたと思しき、使い古しの蛍光灯が置かれている。
現在ではこのような状態に
そしてこちらが2017年11月時点での現地。赤丸部分が、かつて白ポストが置かれていた場所を表している。それがきれいさっぱり無くなっているのである。
近づいてよく見てみると、舗装路面に白ポスト設置時の台座の痕が残されていた。間違いなく、かつてこの場所には白ポストがあったのである。
いつごろ撤去されたのか?
軽くググってみたところ、あれでんぱ。だいあり…さんの2013/5/26の記事で健在が確認できる。2013年の5月までは未だこの地に置かれていたわけである。
調布駅方面のバス停の屋根や、狛江駅・渋谷駅方面のバス停脇にあった新聞の自動販売機は撤去。しかしながら白ポストはまだまだ健在で何より。
続いて、Googleストリートビューで確認。こちらは2017年8月とかなり直近のデータのもの。こちらでは逆に影も形も無くなっており、存在が確認できない。
上記の結果を踏まえると、2013年5月から、2017年8月の間に、狛江営業所前の白ポストは撤去されたものと思われる(ものすごくザックリした推測)。
狛江市は三鷹市と並ぶ、都内では貴重な白ポストスポットである。狛江市では白ポストの撤去が進んでいるのだろうか。不安に駆られた筆者は久しぶりに狛江市の白ポスト、再確認の旅に出るのだが、その続きはまだ次回以降に(引っ張る)。