那須塩原市の白ポストは3つ
今年10月の探索の成果として、那須塩原市の白ポストを紹介したい。個別紹介で3回+まとめの計4本構成の記事となる見込み。
また、黒磯駅東口、那須塩原駅東口、西那須野駅東口には青少年の目に触れさせたくない雑誌やDVD等を回収する目的で白ポストが設置され、当センターにおいて定期的に回収しています。平成28年度上期は、成人向け雑誌472冊、DVD等451枚を回収しました。
つまり、黒磯駅、那須塩原駅、西那須野駅の3駅に設置されているというわけである。この3駅は東北本線(宇都宮線)では連続した駅であり、比較的探索は容易である。
黒磯駅で白ポストを探す
さて、JR東日本、東北本線(宇都宮線)の黒磯駅だが、実は二年前にも来たことがあった。しかし、不覚ながらその際には白ポストを発見することが出来なかったのだ。何故かと言えば、当時は西口しか探さなかったから……なのである。悔しい。。
通常、黒磯駅で降車すると改札は西口側にしか存在しない。そして西口を出た時点では東口側の存在に気づくことが極めて難しい構造になっている。
しかし西口を出て左側をよく見てみると「黒磯駅東西口連絡橋」なるものがあるではないか。駅には直接接続されていないだけに、これはなかなかに盲点である。
この連絡橋は跨線橋として、東口側へと延びている。通路内は水平になっておらず緩やかな傾斜が設けられており、バリアフリー的には厳しい構造である。この区間は東北新幹線の高架が平行して走っており、やむを得ずこのような形状になっているのかもしれない。
連絡通路は中間点を過ぎると下りに転じ、やがて階段に突き当たる。階段を下りていくとお目当ての白ポストが左手に見えてきた。
黒磯駅の白ポスト
横長の直方体構造であり、専用の台座は無くポスト本体から生えている四本の脚部で支えられている。取り出し用の改修口は前面に取り付けられており、かなりワイドである。南京錠の類は見当たらず、比較的珍しい内臓鍵タイプであると思われる。
投函口をアップで撮ってみるとこのような感じ。「成人向け雑誌、DVD等以外は入れないでください」と貼り紙がされており、「キケン!たばこ」の文字も見える。タバコの燃えさしを投函されて火事になってはたまらないのであろう。
角度をつけて左右から撮影した画像を見て頂きたい。投函口周辺のユニークな造形が確認できる。天板部分は後方に緩く傾斜し、投函口の上部にはわずかではあるが雨水を避けるための庇が設けられている。このような形状の白ポストはあまり見かけたことが無い。
真後ろからもう一枚。改修口が前面にあるため、こちらはシンプル。つるんつるんで何もない。
忘れてた、ストリートビューでもチェックしておこう。この撮影当時(2015年)はロータリーが工事中で、少し見にくいのだが、辛うじて存在が認識できるかと。
次回は、お隣の那須塩原駅の白ポストを紹介予定。しばしお待ちを。