小田原市内の白ポスト紹介、お次は↑の詳細編。小田急沿線の白ポストたちの登場である。2006年撮影。まずは蛍田（ほたるだ）駅の白ポストから。
横から見るとこんな感じ。フラットな造形であり、井細田駅、五百羅漢駅で見られた薄型スリムタイプと近似して見えるが、台座部分の形状が大きく異なる。前二者では転倒防止的な意図があるのか、台座部分が前部に大きくせり出していたが、蛍田駅タイプにはそれが無い。
比較画像を作ってみた。蛍田駅タイプの違いが分かりやすいと思う。薄型スリムタイプにしたことの弊害として転倒の不安が高まる。井細田駅、五百羅漢駅タイプはそのリスクを考慮した発展改良型であるのかもしれない。
なお投函口を拡大するとこのような状態に。既に中身がパンパンに詰まっており、需要の高さが偲ばれる。って、回収のスパンが長すぎるだけなのかもしれないけど……。薄型スリムタイプもう一つの欠点は、収容量が減ってしまうという点であろう。
位置関係はこちら。といっても見切れているが、蛍田駅西口向かって左、赤丸部分の更に奥に置かれていた。
ストリートビュー的に見るとこんな具合。位置的にはほとんど同じ場所で稼働しているようだ。
