岳南電車の白ポストその1
の続き。岳南電車10駅中2駅にのみ存在する(した)白ポスト、まずは1駅目だ。
岳南富士岡駅の白ポストを紹介したい。岳南富士岡駅の外観はこんな感じ。駅舎外壁に描かれているのはかぐや姫(だと思う)。このあたりはかぐやひめ伝承の残る地らしいのでそこいら辺所以のものなのではないかと推測。
さて、問題の白ポストだが待合室の中にある。画面、右奥の方ね。パッと見すぐにわかるのだが、投入口が見えないことに気づく。
現役稼働終了か?
寄ってみるとこんな感じ。投入口が壁面に押しつけられていて利用が出来ないようになっている。何年使われてきたのかはわからないが、見た目的にかなりの年代物オーラが出ている。撤去こそされていないものの、現役稼働はもはやしていないのではないかと思われる。ガーン。ショックである。
上から撮るとこんな感じ。うおおお、「ホワイトポスト」ってカタカナで書いてある白ポストは初めて見た。正面からのビジュアルを見てみたい。動かせば撮れそうだが、それは白ポスト愛好家としてのモラルに反するので泣く泣く断念。
岳南富士岡駅は通勤通学時間帯にのみ駅員が配置されるとのことなので、ひょっとしたら朝夕の駅員配置時には稼働しているのでは!なんて仄かな期待も残るが、そんな手間をかけるとも思えないので、運用するには面倒で、撤去するのも手間なのでそのまま残っている説を筆者としては提唱したい。
現役稼働時の姿は……
なおありし日の姿はこちらで確認することが出来る(撮影オレオレオレだよオレさん)。
こちらの画像によれば設置者は吉永青少年指導委員会と吉永生学育成部とある。吉永はこのあたりの地名のようだが、富士市として設置しているのではないのか?いろいろ謎は残るが、もう1基の白ポスト駅、比奈駅に向かいたい。