今は亡き取手市の白ポストを訪ねる旅その2
先日ご紹介した、茨城県取手市の白ポストを訪ねるシリーズの二回目である。前回の内容はこちら。
本日取り上げるのは、同じく関東鉄道常総線、寺原駅の白ポストだ。新取手駅と同様に、現在は存在していないと思われる物件である。
寺原駅は、常総線では取手駅から二つ目の駅となる。外観的にはこんな感じ。レモンイエローの外壁に、三角の破風屋根が乗った瀟洒な駅舎である。白ポストは駅舎向かって右手、写真では停車しているバスの後ろ側に設置されていることが判る。
ストリートビューで確認してみると(本エントリ執筆時でGoogleのデータは2017年3月)、既に同様の位置には白ポストが置かれていないことが確認できる。新取手市の事例と同じく、寺原駅の白ポストについても2010年以降に撤去されてしまったのではないかと推測できる。
直方体タイプで支柱は方形、円形の黒い台座を持つ。天板部分は薄い金属の一枚板。前面に描かれた「白ポスト」の文字は緑色で、添え書きの文章は青文字である。新取手駅にあったものとほぼ同一形状と判断して差支えないだろう。
続いて右から撮影した写真。
続いて左から。
壁面にぴったりと背面部が隣接していたので後ろからの写真は無し。確認は出来なかったが、回収口は背面にあるのだろう。
今は亡き、取手市の白ポストシリーズ、残る手持ち画像は西取手駅のみとなった。取手市シリーズは月イチで更新しているので、こちらは来月にはお届けできる見込みである。お楽しみに~。