白ポスト写真館

全国各地の白ポスト写真を淡々と紹介していくblogです。写真提供募集中です。提供してもいいよ!という方、もしいらしたら、コメント欄、メール、Twitter等でお知らせください!

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霞が関ビルの白い私設ポスト

官庁街に白ポストが!

先日、あずお@URAWA-MISONO (id:aqua_feather)さんに教えて頂いた霞が関白ポストをようやく観に行くことが出来たのでご報告したい。あずおさんのURAWA-MISONO.netはこちらから。情報ありがとうございました。訪問は2018年4月。

白ポスト黎明期にして最盛期の1960年代であればともかく、現代の東京23区内には白ポストは存在しないものと思っていたが、なんと東京23区、しかも千代田区霞が関白ポストがあるというのである。霞が関と言えばお堅い官庁街。しかし昨今、高級官僚の皆さんの溢れ出るリビドーが問題になっているご時世である。暴走しがちな劣情を抑制し、公務に邁進して頂くために、白ポストのような妄念の浄化装置が今こそ求められているのかもしれないのである。わたしは逸る心を抑え霞が関ビルに向かった。

慣れない官庁街で迷いに迷ったものの、受付のお姉さんに「(白い)ポストはどこですか」と訊くと、とても親切に場所を教えて頂けた(素晴らしい!)。こんなしょうもない目的で申し訳ない。。。

霞が関ビルの白ポストは私設の郵便ポストだった

さて見出しですでにオチがついてしまっているが、こちらが霞が関ビルの敷地内にて発見した白ポスト。画像を見て頂ければお分かりかと思うが、私設の郵便用ポストなのであった。

こうしてみてみると、色合いこそ通常の郵便ポストと異なるが、外観は至って普通。よく見ている郵政赤ポストと変わらない構造となっている。本体カラーは白と言うよりは薄いグレーか。ちなみにカラーピッカーで拾ってみたら#cccdc5だった。

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郵政ポストだが白い(というかグレーか)

こちら向かって左から見た図。回収口は左側面に取り付けられているようだ。

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左から見た図

こちらは向かって右から。シンプルに郵政マークのみだ。

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右から見た図

そして背面はこちら。前面や側面はキレイなのに、背面はお手入れが行き届いていなくてちょっと残念。

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背面から見た図

私設ポストとは何なのか?

お気づきになった方もいらっしゃるかと思うが、霞が関ビルの白い郵便ポスト、注目すべきは本体前面下部に掲出されている「私設」マークである。

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「私設」なのである

つまり日本郵政が公的に設置しているものではなく、霞が関ビルが自前で設置している郵便ポストなのであろう。私設故に色の自由度が効くということなのだろうか。

私設ポストとは何ぞやと、新たな疑問が湧き出てくるわけだが、軽くググってみたところ、既に先達がいらした。さすがはデイリーポータルZである。私設ポストの奥深さを更に知りたい方はこちらをどうぞ。けっこう白いタイプも多いね(撮りに行きたい)。

同記事からの孫引きで恐縮だが、私設ポスト設置の条件は以下の通り。

詳細は、日本郵便内国郵便約款」の、第7章・第5節「郵便差出箱の私設の承認請求等
を参照してほしい。簡単に書くと、

・取り集めに支障のない場所に設置されていること(例えば人家のない山奥などは不可)
・一日の平均差出し見込み数が、10通以上であること

という、これくらいの条件である。

費用は同じく内国郵便約款の「料金表」に記載がある。例えば一番安い条件である、
・道路に近接する場所に設置し
・一日3回以下の取集を依頼する
という場合は、年額82,290円とのこと(2016年7月確認)。

その他の場合の料金はどうなるかが気になったので、内国郵便約款(PDF)を当たってみたところ以下の通りであった。

私設郵便差出箱の取集料

道路上又は道路に近接する場所に設置するもの

1日の取集度数(その私設郵便差出箱の郵便物の取集めをする事業所の通常の取集度数によります。以下同じとします。)が4度以上のもの
1年につき 164,570円

1日の取集度数が3度以下のもの
1年につき 82,290円

上欄以外の場所に設置するもの
1日の取集度数が4度以上のもの
1年につき 246,860円

1日の取集度数が3度以下のもの
1年につき 123,430円

霞が関ビルの私設ポストの場合1日の収集度数は平日が4回、土曜日が3回、日曜日は0回と設定されていた。設置場所は道路に面しておらず、ビルの中庭内であったので、おそらく年間の収集料金は「1年につき 246,860円」と想定できる。個人で払うのは難しい金額だが、霞が関ビル程の巨大施設であれば問題なく捻出できる金額だろう。

 

また、郵政ポストをひたすらマッピングしていく愛好家向けのサービスPostmapでは、私設ポストについても情報が掲載されている。思っていた以上にめっちゃ多い!郵政ポストの世界もなかなかに奥が深いようだ。

なお、白ポストであれば年間の設置コストはゼロである。高級官僚の皆さんの、溜まりがちな 欲求や情動を汲み上げるにまたとない装置と言える、官公庁への設置をご一考いただきたいところである(と、無理やり最後に白ポストネタにつなげる)。