中央本線シリーズスタート
山梨県の白ポストは、これまでに大月駅や、甲府駅、そして身延線沿線（第一次/第二次）について紹介してきた。
今回からは王道である中央本線沿いの白ポストを、山梨県内部分を上野原駅から小淵沢駅までダラダラと書き綴っていく予定。数が多いわりには、外観がほぼ同じという山梨県タイプの特性故、変り映えがしなくて書き手、読み手共に、いずれ飽きが出てくると思われるので、何度かに分けて細切れスタイルで紹介していきたい。
上野原市の白ポストは3基
中央本線で山梨県に入って最初の駅が上野原だ。山梨県上野原市は河岸段丘の街である。桂川の浸食による特徴的な景観が広がっている。上野原駅もその影響を受けており、段丘の斜面上に築かれたこの駅は、南口、駅ホーム、北口がそれぞれ別の高さに設置されている。構造的に面白い駅なので駅マニア的には必見のスポットだと思う。
青少年育成山梨県民会議事業HP掲載の平成28年度「白ポスト」利用状況[PDF]によると、上野原市内の白ポストは以下の3基となっている。
このうち、上野原市庁舎は未到達。四方津駅については次回のレポートで紹介予定である。
ちなみにこの青少年育成山梨県民会議事業HP掲載の「白ポスト」利用状況は、定期的に更新される山梨県の白ポスト情報が網羅された愛好家垂涎の資料であり、それだけでエントリがいくつも書けてしまいそうなネタの宝庫だったりする。おいおい紹介していく予定なので、気長にお待ち頂きたい。
上野原駅の白ポスト
さて、本題。こちらが上野原駅の白ポスト。2005年の撮影。駅構内の上野原市の特産物？的なものを展示する棚の隣に設置されていた。
お馴染みの山梨県スタイルで、スチール製の直方体タイプの構造である。投函口上部には庇状のプレートが設けられているが、ささやかすぎる仕様であるため雨水の侵入等は防ぎえないと思われる。屋内設置だからいいのかな。
取り出し口は向かって右。南京錠によって施錠されていた。回収時の出し入れのためなのだろう。隣にある棚とは開閉が出来るだけのスペースが空けられている。
次回は（たぶん）お隣の四方津駅を訪問する予定。
※2018/5/16追記
Twitterにて最近の様子が判明したので埋め込みで紹介。依然として健在である様子。
郵便ポストと白ポストが並ぶ(？)図。上野原駅。
— 冴ちゃん (@agentsae0) 2018年5月16日
ちなみに開発中の南口、くろがねやがだだっぴろい。平日だったからかガラガラだったけど。スーパーがオープンしたらまた行ってみたいが、私的に行きにくい上野原。 pic.twitter.com/D0e8IJHEu6
