まずは2003年版の画像から
間が空いてしまったが、狛江市の白ポストを再確認する旅、続きを再開しよう。ラスト2である。
今回も前回往訪時(2003年)の状況からお届けしよう。こちらは和泉多摩川駅タイプや狛江駅タイプの2003年版に近しい、緑色も鮮やかな六角柱タイプであった。
周囲にキチンと投函されていない雑誌類が散乱しているあたりに哀れを感じる。。。
それでは2017年時点での状態を確認しに行こう。
喜多見駅「付近」と書いた意味
注意深く読まれている方は気付いているかもしれないが、タイトルを「小田急線喜多見駅付近の六角柱型緑ポスト」としたのには意味がある。これまで見てきた狛江市の駅設置タイプの白ポストは狛江駅タイプも、和泉玉川駅タイプの駅の目の前に設置されていた。しかし、喜多見駅タイプに限っては違うのである。なんと駅前には置かれていないのだ。
こちらが喜多見駅タイプの設置位置だ(黄色い印)。ご覧の通り、喜多見駅前からは少しだけ離れている。そしてマップ中に引いた赤い線に注目して頂きたい。これは世田谷区と狛江市の境界線なのである。
つまり小田急線喜多見駅の駅前は世田谷区であるために、駅前に狛江市の白ポストは設置できないのである。区市境界を道路一本だけ離れたこの位置が、「駅付近」にギリギリまで迫ることが出来る苦渋の判断的な設置箇所だったのであろう。
ということで問題のポストを見に行こう
前置きが長くなったが、喜多見駅付近のポストを見に行こう。小田急線の喜多見駅を降りて、高架沿いに狛江駅方面へと歩く。
高架沿いに歩くので降りる出口は北口でも南口でも大差はない。
距離にして200メートル足らず。時間にしてせいぜい3分といったところか。
市区境界線を越えた次の交差点で、高架側に曲がるとお目当てのポストに再開することが出来た。設置位置はこの14年間でも変化はなかったようである。でも、なんだか様子がおかしいような。。。
カラーリングが違う!
久しぶりの再会を遂げたわけだが、見てすぐわかる変化、なんと色が違う!かつて緑一色で塗られていた喜多見駅付近の緑ポストは、意外にも緑と白のツートンカラーに塗りなおされていたのである。
以下、左右と背面からの外観写真を載せる。
どうやら六角柱構造の前面と背面のみ緑色が残されており、それ以外の面は全て白色に塗られてしまっているようだ。
なお、写真ではわからないが、このポストの前にある施設は保育園である。投函しにくいことこの上ない!
新旧比較とストリートビューといつものマップで締め
こちら、2003年版と2017年版を並べて比較してみた。設置位置や構造部分はやはり同じに見える。ただ、色が違うのである。よくよく見てみると微妙にパーツパーツの位置が違っており、塗りなおしては無く作り直されている可能性もあるように思えてきた。
最後にストリートビューでも確認しておこう。こうしてみると、保育園の目の前に置かれている状況がわかりやすいかと思う。
そしてマップの方も更新。喜多見駅付近の白ポストの健在を確認できたので、色を赤に変更している。これで未確認のポストは残りあと一つ。次回でようやくすべての確認が終わりそうである。