桜川団地へ
水戸市の白ポスト5つ目。前回に引き続き「内陸部(非鉄道駅設置)」の白ポスト探索である。次なる目的地は「見川5丁目県営桜川団地バス停付近」だ。バスでの移動となるが、先ほど降車した河和田団地東のバス停は系統が違うため使えない。目的地へ向かう系統が出ている高天原団地バス停までは1キロ程、徒歩で10分少々の道のりである。
高天原バス停まで出ると水戸行の系統が多数走っており移動が楽になる。高天原発(12:15)で、高嶋医院で下車(12:21)。本当は桜川団地行の系統も存在するのだが、本数が少なく今回は最寄りの高嶋医院から歩くことにした。距離にして700メートル程度なのでたいした時間はかからない。
先ほど訪れた河和田団地は市営の集合住宅が立ち並ぶ、いわゆる「団地」といった風情の街並みであったが、桜河団地は階層の高い建物は少な目で一軒家の街並みが続く。「新興住宅地」といった趣きである。人影もまばらな住宅地を進んでいくと桜川団地バス停、目的地に到着である。
桜川団地の白ポスト
さて、桜川団地の白ポストである。バス停付近に設置されており、ここまで来れば発見は容易である。直方体型の本体に、四角い支柱と台座。文字フォントはゴシック体となっている。庇部分は右側が大きく曲がっており哀しみを誘う。
桜川団地バス停はこの路線の終点であり、周囲はバスが折り返せるように小さな広場が設けられている。周囲は住宅地なのだが、広場部分の中央部、島状になったあたりがバス停なのでここに置かれた白ポストはかなり目立つ。投函にはそれなりの勇気が必要かもしれない。
左右、そして背面から見るとこのような状態。取り出し口部分の構造は、河和田郵便局前の白ポストとは全く異なっており、パッと見同じに見える水戸市型白ポストにあって、重要な相違ポイントであると言える。
引いた視点からもう一枚。島状のバス停エリア内にポツンと設置されている白ポストの位置関係がわかりやすいかと思う。
最後にストリートビューで別の角度から。住宅地に唐突に出現する白ポストは相当の存在感である。
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